昨日、「omairi.com」さんでの大阪1番人気神社を掲載したので、本日は兵庫1番人気神社にしようと思ったら、掲載済みの生田神社でした…。
生田神社については、コチラのページをご参照ください。
生田神社 兵庫県人気No.1神社は都会のオアシスも兼ね備えた総合神社|関西御朱印 ブログ (kimikan.com)
ってか、既にタイトルに「兵庫県人気No.1」って書いてるし…。
ということで、代わって「兵庫県人気No.2」の神社をご紹介します。
それは、オラが街、尼崎市内にあるのです!
Contents
水堂須佐男神社へ
以前、訪れたときは、社務所が休日でこの日が再訪問。
社務所定休日があるので、遠方からお越しの方はご注意ください。
JR神戸線:立花駅から西に800mほど、
住宅街の中に鎮座されている水堂須佐男神社。
創建
創建者は不明ですが、神社の創建は、安土桃山時代の1575年と伝えられています。
しかし、現在の境内地は5世紀頃に築造された古墳の上にあることから、その墳丘の地に元々小さな祭祀場が設けられ、地元住民の氏神様として祀られていたのではないかとも推測されています。
周囲を囲む森の木々には、樹齢数百年の古木もあり、神社の鎮守の森となっています。
正面鳥居
南側にある石鳥居から境内に入らせていただきました。
手水鉢
前回訪問時もそうでしたが、いつも手水鉢には何かしらの花が飾られ、美しく彩られています。
この日は、藤の花でしょうか?
もしかして、鬼対策?(鬼滅ネタ)
ただ、コロナ対策のためか柄杓は設置されていませんでした。
ちなみに、手水鉢には1693年と彫られていますので、江戸時代(元禄年間)の物です。
拝殿と主祭神
拝殿の様子です。
祀られている主祭神は、須佐之男命。
須佐之男命は「古事記」での表記で、「日本書紀」では素戔嗚尊と表記される天照大御神の弟神として有名なお方ですね。
荒々しく強い力の持ち主で、素行が悪く天界を追放される様な一面もありながら、逆に清々しく全てを清めてくださる厄払いの神様として、多くの信仰を集めています。
また、下界に降臨なさってからは、八岐大蛇の生贄になりかけていた少女を救い、八岐大蛇を退治した後に、その少女(稲田姫命)を妻に迎え、山陰出雲の地に宮所を建て、末永く幸福に暮らされたことから、社会の繁栄と安住の天地を作る夫婦円満の神、縁結びの神としても深く信仰されています。
ところで、稲田姫命が櫛稲田姫命とも言われるのは、八岐大蛇退治に当たり、須佐之男命が神力により、少女を櫛の姿に変えて自らの髪に挿し、八岐大蛇と戦ったから。
しかし、最初から稲田姫命の美しさに惹かれた須佐之男命が、稲田姫命を妻に迎えることを条件に、八岐大蛇退治を引受けたという伝承には、ちょっと引いてしまうのは私だけでしょうか…?
拝殿天井絵「万葉の花」
拝殿を隙間から覗き見させていただくと…
美しい万葉花が描かれた天井絵を拝見することができます。
これは、水堂古墳の被葬者と、阪神大震災の犠牲者の霊に捧げる意を込めて、滋賀大津在住の日本画家:鈴木靖将さんが描かれたものだそうで、この神社のシンボルとなっています。
東西8m 南北4mの格天井の杉板全面に165枚の絵が描かれているのは壮観の限りです。
御朱印
写真ではちょっと見づらいですが、万葉の花の天井絵は、須佐男神社の御朱印帳としても採用されています。
今回の参拝では、通常御朱印、祈桜(4月)、切り絵御朱印の3種を頂戴しました。
水堂須佐男神社 情報
兵庫県尼崎市水堂町1-25-7
TEL:06-6438-3078
無休
参拝料 無料
参拝時間 24時間可能
社務所受付時間 13:00~16:00(※月・木曜日は休日)
※その他月により臨時休日がありますので、事前にホームページでご確認ください。
※御朱印は、郵送での受付もされています。
初穂料 300円~1,200円
公式ホームページ 水堂須佐男神社 (m-susanoo.net)
本日のおすすめ商品(楽天ふるさと納税 名菓撰 千鳥さぶれ)
JR立花駅南口にもある千鳥屋の銘菓詰め合わせセットが尼崎市ふるさと納税にあったので取上げてみました。
個人的には、千鳥屋は、みたらし小餅と千鳥さぶれがお薦めです!