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一乗寺へ
久しぶりの遠出や参拝ということもあって、播州清水寺を参拝した段階で既にしんどい…。
ということで、近辺の寺社仏閣はスルーして西国三十三所霊場を最優先にすることにして、お隣の加西市に車で40分ほど走って、第二十六番札所の一乗寺を目指しました。
隣聖院
一乗寺の駐車場に到着すると、
水子地蔵堂が3つあり、
歓喜天・十一面観世音菩薩・不動明王・粟嶋天尊・毘沙門天・吉祥天・弁才天の七体の仏像を祀る粟嶋堂なるお堂がありましたが、
コレらは一乗寺の塔頭である隣聖院のものだそうです。
しかし、隣聖院自体は閉まっておりました…。
と思いきや、コレは別の塔頭の歓喜院でした。
では、隣聖院はというと…帰りに探そうと思って忘れた次第です。(·∀·)
入口
「山門」と書きたいところではありますが、一条寺には山門はありません。
4月4日に参拝させていただいたのですが、桜が残っていると嬉しいですね。(·∀·)b
石段の手前の立派な寺号標ですが…
ほぼほぼノーマークだった香炉の向こう側にある石造りの笠卒塔婆が重要でした。
正和5年(1316年)の銘が入っていることから、鎌倉時代の作であることがわかっており、兵庫県指定文化財になっています。
宝物館
左手には、国指定重要文化財の木造僧形坐像や銅造観音菩薩立像が展示されている宝物館があり、たまたま4月4日当日と11月5日が年に2回の開館日。∑(๑º口º๑)!!
しかし、別途料金(\500也)もかかるし、体力的に先を急ぎたいというのもあって、呼び込みのおばちゃんをスルーさせていただきました。(·∀·)
ところで、上記2日以外でも事前に予約すれば拝観可能だそうです。
創建
一乗寺も播州清水寺同様、法道仙人による開山とされています。
当時、法道仙人は観世音菩薩像と鉄鉢と仏舎利のみを持っただけで、この法華山に住まい、飛鉢の術で鉢を飛ばしてあちこちから供養をいただいていましたが、ある時、播磨灘を行く船に鉢を飛ばしたところ、大宰府の船師であった藤井麻呂が拒んだため、船中の米俵は全て飛び去り、この山に飛来したそうです。
藤井麻呂が慌てて謝罪に訪れると、仙人は一鉢分の米のみをいただき、残りはすべて船に返したそうですが、この話を聞いた孝徳天皇が法道仙人の法力に感じ入り、649年に病に臥せった際に仙人に病気平癒の祈願を依頼し、病気はたちまち平癒しました。
法道仙人を慕った孝徳天皇は、翌650年に法華山に金堂を建立し、「法華山一乗寺」の勅額を賜い、道元律師に命じて供養させ、鎮護国家の道場とされたのが始まりです。
参道
ココから本堂までは、162段の石段が続きますので、当然左右に寄り道しながら進みます。
太子堂
早速、桜の花に彩られた建物を発見しました。
近づいてみると、太子堂でしたが、一乗寺は天台宗の寺院なので、祀られているのは聖徳太子です。
見た感じもそうですが、他のサイトの写真と比較してみると、最近、再建された様です。
見子大明神
コチラの鳥居は、ちょっとしたミステリーゾーンになっています。
鳥居の足下に扁額が落ちていましたが、「正一位」ということは稲荷社でしょうか?
確かに鳥居の先には赤い鳥居もありましたが、あまりお手入れはされていない様子です。
行き着く先の本殿の様子です。
私はしんどかったので、ココで引き返したのですが、ネットで調べてみると本堂周辺にも稲荷の祠や狐さんが多数あり、白妙稲荷大明神と見子大明神が祀られているそうです。
常行堂(阿弥陀堂)
常行堂の創建年代は不詳ですが、元々は聖武天皇の勅願によって建立されたと伝わり、天台宗の寺院で阿弥陀如来を念じながら歩く常行三昧の行が行われる施設で、御本尊として阿弥陀如来が安置されています。
嘉吉の乱により焼失後、1533年に再建されましたが、再度焼失し、現在の建物は1868年(明治元年)に再建されたものです。
弁天社
放生池に浮かぶ弁天社の様子です。
放生地の様子も撮ってみましたが、龍神様がいらっしゃる様です。(·∀·)b
ちなみに、放生池周辺は、西国三十三所の石像に囲まれています。
一乗寺 情報 by 関西御朱印 ブログ
兵庫県加西市坂本町821-17
TEL:0790-48-2006
無休
入山料 500円(※宝物館 別途 500円)
拝観時間 8:00~17:00
納経所受付時間 8:30~17:00
初穂料 300円
公式ホームページ 第二十六番 一乗寺 : 西国三十三所 (saikoku33.gr.jp)
(西国三十三所巡礼の旅)
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