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一宮神社へ
北野天満神社から約700mほど坂道を下ります。
今度は下り坂なので楽だし、早いということで、5分ほどで一宮神社に到着しました。
しかし、せっかく苦労して上ったのに下りるときはあっという間でした。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、神戸には八社巡りという厄除け祈願がありまして、一から八までの神社があります。
厄除け祈願は主に節分の日に行われていて、その日は毎年多くの方が巡礼されています。
その八社はいずれも生田神社の氏子地に創建されており、生田神社の裔社として扱われています。
六宮神社は八宮神社内にあるそうなので、実質7社なのですが、その配置を地図にすると北斗七星を模したのでは?という説もあるので、それで実質7社なのかも知れません。
1日で八社巡ることも十分可能ですが、特に無理する必要もなく、よく見ると兵庫区にも二社ありますが、中でも七宮神社って、もう新開地の近くじゃね?
ということで、身近な中央区周辺の神社から参拝です。
単なる気分的なものですが、本日はこの東側入口の鳥居をスルーして、もう少し坂を下って正面入口を目指しました。
やっぱりこうじゃなくっちゃと思う反面、参道たるべき場所が全て駐車場になっているので、参拝客が多いと通れない…。
中に入ると、
二の鳥居の中は邸宅のお庭の様な感じでした。
宮司さんのお宅なのでしょうか?
そして、拝殿までは、やはり少し上らなければたどり着けませんでした。
坂道を下ってきたので、当たり前のことではありますが。
亀さんが見守る手水舎。
コロナ禍ではありますが、清潔にしながら通常通り運用されていました。
主祭神は田心姫命
拝殿の様子。
一宮神社の創建は不詳ですが、北野村の鎮守社として4世紀頃に創建されたのではないかと言われています。
主祭神は、福岡県宗像郡沖ノ島の宗像大社より勧請したといわれる田心姫命。
田心姫命は、天照大御神と素戔嗚尊の誓約によって誕生した神と言われています。
素戔嗚尊が、父である伊邪那岐命の命に背き追放を言い渡された際に、最後に姉である天照大御神に会おうと高原天に上ります。
しかし、天照大御神は素戔嗚尊が高原天を侵略に来たものと勘違いして武装して対峙しました。
素戔嗚尊は、誤解を解くために誓約を交わすことを持ち掛け、二人は天の安河を挟んで誓約を行いました。
まず、天照大御神が素戔嗚尊の持つ十拳剣を受け取って噛み砕き、吹き出した息の霧から三柱の女神(宗像三女神)が生まれました。
その内の1人が、田心姫命です。
次に、素戔嗚尊が、天照大御神の五百箇御統之瓊(玉)を受け取って噛み砕き、吹き出した息の霧から五柱の男神が生まれました。
この神々にもまたご紹介する機会もあろうかと思いますが、テン高歯抜け口内血塗れ女子も羨む歯の強さですな。
ちなみにこの誓約をもって勝利したとする素戔嗚尊は、身勝手な乱暴狼藉を働き、天照大御神は天岩戸に引き籠り、世界は闇に包まれてしまうというのは有名なお話ですね。
この件で、最終的に素戔嗚尊は、高原天を追放され、地上に向かうことになります。
拝殿内に干支絵馬がありました。
この神社の御神徳は、生成発展、厄除、交通安全、縁結び、商売繁盛とされています。
今回も阿形さんの狛犬です。
境内摂社
伊久波戸田宿祢命をお祀りする境内摂社の伊久波神社。
同じく、宇迦之御魂をお祀りする大神熊高稲荷神社。
御朱印
御朱印は、一宮神社と伊久波神社の通常御朱印と数量限定の季節替わりの特別御朱印がありました。(この日は紫陽花の絵柄印が入っていました。)
直筆の一宮神社と伊久波神社の御朱印を頂戴しました。
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