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三井寺(園城寺) Vol.3
金堂(本堂)域 続編
金堂(本堂)
三井寺の本堂である金堂の様子です。
真正面から撮影すると、何かの工事中かブルーシートが敷かれていました。(·∀·)
現在の金堂は、1599年に豊臣秀吉の北政所により再建されたもので、桃山時代を代表する名建築物として国宝に指定されています。
御本尊は、「創建」のところでお話した天智天皇念持仏の弥勒菩薩像ですが、秘仏となっており、拝観することはできませんでした。
御朱印
堂内も撮影禁止ですが、堂内の納経所で金堂の御朱印を拝受することができます。
御本尊「弥勒佛」、期間限定特別御朱印「百観音」、「円空佛」の三種類の御朱印を頂戴しました。(·∀·)b
ところで、真ん中の期間限定特別御朱印は、秋季特別拝観「百体観音」開催中(11月12日~12月4日)限定だと思われます。
しかし、拝観してないくせにもらってしまいました。(·∀·)
その他境内
霊鐘堂(弁慶の引き摺り鐘)
霊鐘堂には、後藤太秀郷が三上山の百足退治のお礼に竜宮から持ち帰り、三井寺に寄進したと伝えられる梵鐘が納められています。
また、延暦寺との争いの際に弁慶が奪って比叡山に引き摺り上げて撞いてみると、「イノー、イノー」(関西弁で「帰りたい」)と響いたので、弁慶は「そんなに三井寺に帰りたいのか!」と怒って鐘を谷底に投げ捨ててしまったと伝わっています。
伝説×伝説の様なお話ですが、鐘には実際にそのときのものと思われる傷跡や破目等が残っているのもまた事実で、伝説とは関係無いと思いますが、国指定重要文化財です。
一切経蔵
一切経蔵は、室町時代初期の建築で、1602年に戦国大名の毛利輝元により山口県の国清寺から移築・寄進されたもので、やはり国指定重要文化財になっています。
堂内には、高麗版一切経を納める回転式の八角輪蔵が備えられています。
ニトリに頼めば、特注で作ってもらえそうな収納ボックスという感じですね。(·∀·)b
映画・ドラマロケ地としての参道
ところで、金堂から西国三十三所霊場第十四番札所の観音堂を目指して歩く参道は、数々の映画・ドラマのロケ地として使用されています。
「おちょやん」
杉咲花さん主演で「大阪のお母さん」と呼ばれた上方女優の浪花千栄子さんの前半生を描いた2020年放送のNHK連続テレビ小説「おちょやん」。
「利休にたずねよ」
市川海老蔵(当時)さん主演で千利休の切腹の日から遡り、利休の美学の根源は何かを探る形で描いた2013年公開のの映画「利休にたずねよ」。
「武士の献立」
上戸彩さん主演で実在した包丁侍である舟木伝内と安信親子とその家族を描いた2010年公開の映画「武士の献立」。
「柘榴坂の仇討」
中井貴一さん・阿倍寛さんの主演で浅田次郎さんの短編小説を元に互いに国を思いながら違う道を歩んだ男たちを描いた2014年公開の映画「柘榴坂の仇討」。
「るろうに剣心」
数々紹介してまいりましたが、実はコレしか観たことないんですけど…。(·∀·)
佐藤健さん主演で幕末の動乱に揺れる京都で、伝説の暗殺者として「人切り抜刀斎」の名で、幕府や佐幕派に恐れられ、維新後に「不殺の誓い」を掲げ、か弱き人々を剣の力で守り助ける流浪人として生きる緋村剣心に様々な事件、最強を求める敵たちが襲いかかる様を描いた2012公開の映画「るろうに剣心」。
コレは橋の上から撮ったものですが、下を歩く武井咲さん演じる神谷薫に、偽抜刀斎を名乗る吉川晃司さん演じる鵜堂刃衛が橋の上から飛び降りて襲いかかり、剣心が助け、初めて二人の抜刀斎が出会うシーンが描かれ、印象に残っている場所です。
ちなみに、第4作の「るろうに剣心 The Final」でも、新田真剣佑さん演じる雪代縁が、この橋の欄干に腰掛けて、下を歩く剣心と初めて出会うシーンが描かれました。
周囲を石垣と緑で囲まれた風情ある道は、明治初期にピタリと当てはまるのでしょうか?
ところで、吉川晃司さんも新田真剣佑さんも、ひょいとココから飛び降りていましたが、一般人がやると骨折間違い無しなのでご注意ください。(·∀·)b
三井寺(園城寺) 情報 by 関西御朱印 ブログ
滋賀県大津市園城寺町246
TEL:077-522-2238
無休
入山料 大人 600円 中・高校生 300円 小学生 200円(※各団体割引有り)
秋季特別拝観「百体観音」 500円
拝観時間 8:00~17:00(※最終入山 16:30)
納経所受付時間 8:00~17:00
初穂料 300円(「三井晩鐘」は鐘撞とセットで800円)
公式ホームページ 三井寺(園城寺) (miidera1200.jp)
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昨日同様、山形県のサクランボですが、ほどよい酸味と果肉の厚みとさわやかな甘さとのバランスが最も優れている品種として、「さくらんぼの王様」と呼ばれる佐藤錦も捨てがたい思いでアップしてみました。(·∀·)b