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京都ゑびす神社へ
駅への道すがら、ちょうど道中で参拝できる京都ゑびす神社に参拝しました。
一の鳥居
コチラも歴史を感じさせる鳥居と社号標です。
ホームページ等では、「京都ゑびす神社」と表記されていますが、社号標も鳥居の扁額も「京都恵比須神社」なんですね。
創建
1202年に、日本臨済宗の祖である栄西禅師が建仁寺を建立するにあたり、その鎮守社として創建されたもので、前年に栄西禅師が南宋からの帰途、海上で暴風雨に遭った際、海上に向かってお祈りしたところ、恵比寿神が現れ、事なきを得たため、恵比寿神を勧請したものとされています。
応仁の乱により、建仁寺が焼失した際に、建仁寺近隣の現在地に移転・再建されています。
現在、日本に約3500社あるゑびす神社の中で、兵庫県西宮市の西宮神社を総本山とし、大阪市浪速区の今宮戎神社、そして京都ゑびす神社が日本三大えびすとされています。
ところで、ゑびす様と言えば「商売繁盛!笹もってこい!」の掛け声で「商売繁盛の笹」をイメージされる方が多いと思いますが、笹は元来、京都ゑびす神社独自の「御札」の形態が広まったものとされ、縁起物の松竹梅の竹の葉で、「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」特徴から商売繁盛の象徴となったものです。
二の鳥居
二の鳥居には、ゑびす様がニッコリ。
しかし、鬼の様に連呼される「高島屋」が気になる…。(·∀·)
二の鳥居の手前にいらっしゃった狛犬(阿形さん)です。
拝殿と主祭神
拝殿の様子です。
主祭神は、八重事代主大神(ゑびす様)・大国主大神・少彦名神の三柱となります。
拝殿で拝ませていただいた後は、本殿でゑびす様にトントントンとノックしてご挨拶。
ちょっと中を覗かせていただきましたが、これ以外にも複数いらっしゃる様でした。
境内社
小松天満宮
菅原道真を御祭神とする小松天満宮は、洛陽天満宮二十五社巡拝第十六番札所。
コチラは、神牛さんもしっかりといらっしゃいました。
白太夫社
渡会春彦を御祭神とする白太夫社。
渡会春彦は、伊勢豊受大神宮の大内人を務めた渡会高主の六男に生まれ、後に豊受大神宮の権禰宜を長く務めますが、若い頃から頭髪が真っ白だったため白太夫と呼ばれました。
菅原道真の父である菅原是善は、長男・次男を相次いで失ったことから、配下の者に命じて豊受大神宮の白太夫に安産祈願を願い、誕生したのが道真です。
大いに喜んだ是善は、白太夫を京都に招き、道真の養育係を任せ、以来、数十年に渡り、道真に仕えた白太夫は、道真が大宰府に左遷された際にも老齢ながら唯一人付き従いました。
道真の死後、白太夫は道真の形見の御剣と御鏡を道真に連座して土佐に配流されていた道真の長男である高視に届け、京都に戻る途中で亡くなったと言われています。
白太夫社は、小松天満宮の隣にあるので、今尚付き従われているのですね。
岩本社
一見、岩本稲荷大明神を祀る稲荷社かと思いますが、実は阿仏尼の作と伝えられる在原業平像が祀られているそうです。
八幡神社
八幡大神を御祭神とする八幡神社。
猿田彦大神を御祭神とする猿田彦神社。
その他境内
名刺塚
商売繁盛の神社らしく、古い名刺や不要になった名刺を供養していただける名刺塚。
財布塚
名刺塚と横並びの財布塚は、同様に古い財布を供養していただけるものですが、
コチラは、「経営の神様」現パナソニック創業者の松下幸之助氏の寄進・揮毫によるものだそうで、「経営の神様」から「商売の神様」への贈り物と思うと、ちょっとホッコリ。
ゑびす様
新旧ゑびす様像がありましたが、表情だけ見ても時代の変遷が感じられます。
神馬
裏門を入ってすぐの場所の社は神馬が奉納されていました。
裏門
鳥居は無く、重厚感のある裏門は、神仏習合時の名残りを感じさせます。
境内北側
境内北側にもいくつか建物がありましたが、現在は使用されていない様な感じでした。
御朱印
コチラの授与所で、
「ゑびす神」の直筆御朱印を頂戴しました。
京都ゑびす神社 情報 by 関西御朱印 ブログ
京都府京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125
TEL:075-525-0005
無休
参拝料 無料
参拝時間 9:00~17:00
社務所受付時間 9:00~16:30
初穂料 300円
公式ホームページ 京都ゑびす神社 (kyoto-ebisu.jp)
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