この日は、朝から結構な雨が降っていて、出かけるのも億劫な1日。
しかし、こんな日に限って用事があって出かけなければならず、引き籠っていられない。
ということで、雨の中さっさと用事を済ませて、ゲン直しに福の神詣りじゃ~。
Contents
今宮戎神社へ
決して、行きにくい場所にあるわけではありませんが、なぜか1度も行ったことがなく、助の日が初めての訪問です。
大坂メトロ堺筋線を利用して、恵美須町駅で降りると、まずは通天閣を観るのが基本。
東京スカイツリーでは味わえないこの胡散臭さが何とも魅力で大好きなのです。
今宮戎神社には、ここから西に5分ほど。
また、間違えて西門を選択してしまいました。
ということで、改めて南側鳥居に回り込んでから境内に入場しました。
創建
600年に聖徳太子が四天王寺を建立された際に、同地の西の守護神として鎮座されたものと伝えられており、1422年の歴史ある神社です。
この日は伺わなかったのですが、今宮戎神社の北方約100mの場所には、廣田神社が鎮座されており、ちょうど西宮の西宮神社が廣田神社の「南宮」と呼ばれていた様に、関係性が深いと言われています。
西宮神社については、コチラのページをご参照ください。
西宮神社 半世紀ぶりにえびす宮の総本山を参拝してきました!|関西御朱印 ブログ (kimikan.com)
100mなら、走って10秒で行けたのに、行けば良かった…。
その場合、廣田神社より先にオリンピックに行っていると思いますけど。
ところで、京都の八坂神社では、境内社である蛭子社を今宮戎神社に分祀りし、八坂神社の氏子が今宮に移り住み、現在の地に祀ったことが今宮戎神社の始まりと述べており、八坂神社との交流も深く続いています。
拝殿
拝殿の様子です。
こちらの拝殿は、1945年の大阪大空襲により焼失し、1956年に本殿ともども再建されたものです。
拝殿内の様子です。
狛犬(阿形さん)は、カッと見開いた目が特徴的ですね。
本殿
拝殿の後方に回ると、
中は窺えませんが、木々に囲まれた情緒ある本殿を見ることができます。
主祭神
主祭神として祀られているのは、天照皇大神・事代主命・素盞嗚尊・月読尊・稚日女尊の五柱。
しかし、ココではやはり、戎様の別名であり事代主命が一番でしょう。
戎様は、右手に釣り竿、左手に鯛をお持ちのお姿からわかる様に、元来は行業の守護神であり、この今宮戎神社の地も、かつては海岸沿いにあったものと推測されています。
海辺で物資の集まりやすい地であることから、やがて平安後期頃には海の産物と、里や野の産物の物々交換が行われる「市」が盛んとなり、この地の周辺では四天王寺の西門に「浜の市」が開かれ、その守護神として今宮戎神社の戎様が祀られる様になったそうです。
そして、「市」を中心とした商業が盛んになるにつれ、戎様は福徳を授ける神、商業を反映させる神として厚く信仰を集めます。
室町時代に入ると、その信仰は一層厚くなり、大阪町人が商人と化していきます。
江戸時代には、すっかり大阪は商業の町としてより一層の繁栄を遂げ、大阪商業の守護神として今宮戎神社は篤く信仰される様になり、元禄時代に入ると現在も続く十日戎の祭礼が開催される習慣が根付きます。
現在では、1月9~11日の十日戎では、約100万人の参詣者が訪れ、大変な賑わいとなっています。
ところで、1963年の初詣では、御賽銭に1万円札が入っており、高度経済成長期の象徴としてニュース等で大きく取り上げられたそうです。
境内摂社
大国主命・五男三女八柱神を祀る大国主社。
宇賀御魂神を祀る稲荷社。
その他境内
干支絵馬は、寅さんだけ特別扱いされるでもなく、十二支が勢ぞろい。
手水舎は休止中でした。
地元に有力企業、関西電力と南海電鉄寄進の石灯籠。
何かの催しの際に活用されるのか、会館の様な建物が境内に二棟もありました。
境内一面で緑樹を育成中。
いつの日か、緑溢れる神社になりそうです。
御朱印
コチラの社務所にて、
直筆の御朱印を頂戴しました。
今宮戎神社 情報
大阪市浪速区恵美須西1-6-10
TEL:06-6643-0150
無休
参拝料 無料
参拝時間 5:00~22:00(社殿 6:00~17:00)
社務所受付時間 9:00~17:00
初穂料 300円
公式ホームページ 今宮戎神社ホームページ (imamiya-ebisu.jp)
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