伊和志津神社へ
家から車で30分ほどなので、行こう行こうと思いつつ、ついつい後回しにしていた伊和志津神社ですが、この日は朝から降っていた雨が止んだタイミングだったので、ちょうど良いかなと思い、とうとう参拝を果たすことができました。
兵庫県宝塚市なのですが、思ったより逆瀬川駅に近い場所(徒歩6分)で、宝塚南口駅からだと徒歩10分以上かかる場所に鎮座されています。
ところで、逆瀬川という川の名前は、子供の頃から印象的な名前だったのですが、逆瀬川が流れ込む武庫川が氾濫すると、逆瀬川の方に水が逆流することが由来だと今回初めて知りました。
正面石鳥居
まずは一旦、境内の駐車場に車を停めてから、徒歩で参道を引き返して正面石鳥居を撮影しました。
ところで、この石鳥居を撮影した通りは、さほど広くはないのですが、「明石神戸宝塚線(兵庫県道16号線)」という、どこまで続くねん的なロング幹線道路になります。
鳥居の左手前に社号標が建っています。
参道
縁結びの木
参道に入ってすぐ右側に、ピンク色の注連縄で結ばれた縁結びの木があります。
三っつのご縁が結ばれています。
しかし、ピンクの注連縄はカワイイのですが、文字はカラフルすぎて読みづらい…。(·∀·)
二の鳥居
ちょうど駐車場のところに二の鳥居があります。
一の鳥居から二の鳥居までは、土の参道で写真左手には、逆瀬川幼稚園が隣接しています。
二の鳥居から拝殿に続く参道は、石燈籠に囲まれた石畳の参道です。
雨上がりのおかげで、より一層情緒を感じる風景となりました。
創建
詳しい創建年代は不詳ですが、893年から901年にかけて、藤原時平・菅原道真等によって編纂された「日本三代実録」に「859年に従五位下を授かる」との記述が見られ、927年に編纂された「延喜式神名帳」に「式内大社」として記載されていることから、遅くても9世紀以前には創建され、古くから朝廷との繋がりが深かったことがわかります。
当時のこの地区一帯は、8世紀後半から伊蘇志臣が拠点としていたことから、この時期に伊蘇志臣が創建した可能性が高いとされています。
しかし、伊蘇志臣の祖人は、天道根命とされるのですが、天道根命は祀られていないので、不確定な部分が多い様です。
拝殿と主祭神
現在の拝殿は、1995年の神社を迂回していた県道の直通化工事に伴い、交差していた参道が立体交差化された際に新築されたものです。
主祭神は、(本日の漢字では)須佐男命で、厄病災難除けの神・学問の守護神・縁結びの神・開発生産の神として、篤く信仰を集めています。
拝殿内の様子です。
私の参拝時に拝殿内で結婚式が執り行われていたのですが、結婚式が終わって皆さんが出て来られたタイミングで開いた入口から撮影させていただきました。
ということで、遠目からではありますが、「本日はお日柄も今一つではございますが、雨が上がり、お二人の門出にふさわしいお天気にこれからなっていくと思いますので、どうぞ末永くお幸せに。」と見知らぬオッさんからのお祝いのお言葉でした。
本殿の様子です。
この本殿も拝殿同様、1995年に新築されたものですが、内部には江戸時代中期の建築物とされる本殿(社)が現存しており、宝塚市指定文化財になっています。
境内に掲げられた扁額です。
ちなみに、明治27年(1894年)に建立された手水舎脇のコチラの社号標には「伊和志豆神社」と表記されており、少なくともその頃までは「豆」の字を用いていた様です。
改称の理由は定かではありませんが、西宮市の廣田神社の境内社「伊和志豆神社」と区別したわけではないでしょうけど…。
拝殿前の狛犬(阿形さん)です。
拝殿に続く石段には、水の入った容器にたくさんのビー玉が入っていてオシャレでした。
お若い巫女さんが数名いらっしゃったので、その方たちのアイデアでしょうか?
地蔵尊
神仏習合時の名残で、地域の方々が奉納された地蔵尊が祀られています。
伊和志津神社 情報 by 関西御朱印 ブログ
兵庫県宝塚市伊孑志1-4-3
TEL: 0797-72-3265
無休
参拝料 無料
参拝時間 24時間可能
社務所受付時間 9:00~17:00
初穂料 500円~1,200円
公式ホームページ 宝塚随一の古社 伊和志津神社 – 宝塚にある伊和志津神社 (iwashidu-jinja.jp)
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私の愛する「東京ばな奈」が早くも出てしまいました。
それにしても、「東京ばな奈」はすっかり東京土産の定番となりましたね。