関西御朱印 ブログ
今年から始めた御朱印収集巡りを紹介していきます。たまに閑話休題でペットやグルメ、友人夫婦の子育て日記などについても書き込ますので併せてお楽しみください。
大阪市 住吉区

住吉大社 Vol.2 第一~第四本宮参拝と多数の国宝・重要文化財を巡りました

住吉大社 Vol.2

ということで、最終的には中央の幸壽門を潜って本堂域に入内させていただきました。

入口付近

祈祷受付・授与所

左手に祈祷受付や御守り・お札の授与所があり、最左には幸禄門が見えます。

おみくじ所

右手には多数のおみくじ所があり、最左には幸福門が見えます。

住吉神兎

まずは、本殿…と言っても四つあるんですが…。

しかし、おみくじ所前にいらっしゃった

貴石:住吉神兎に目を止めてしまいました。

かわいい💛

いわゆる撫で仏さんで、自分の身体の悪い部分を撫でて平癒させていただくものですが、「顔以外、全部悪い」ってんで、顔以外全身を撫でまわさせていただきました。(·∀·)

横に、アルコール消毒が設置してあるので心配ご無用です。

創建

廣田神社のページでも触れましたが、201年に神功皇后が日本建国以来初の海外遠征に勝利を収め、凱旋の帰途に難波の港を目指したところ、直前で船が海中でくるくると回り、前に進めなくなってしまった折に、神の御託宣により生田神社・廣田神社・長田神社とともに創建されたとされています。

しかし、住吉大神は古くから海の神として篤い信仰を受けていたので、出航にあたり、神功皇后も住吉大神を参拝していたと思われるので、元々何らかの形で住吉大神がこの地に祀られていたのではないかと想像できます。

廣田神社については、コチラのページをご参照ください。

廣田神社 日本書紀に記された兵庫県第一の古社はタイガース優勝祈願の地|関西御朱印 ブログ (kimikan.com)

第一本宮

第一本宮に祀られる御祭神は、底筒男命。

伊邪那岐命が黄泉の国で穢れた身体を清めるために筑紫の日向で禊をした際に、水底で生まれたとされる航海の神です。

写真の幣殿は、1810年に再建された国指定の重要文化財です。

同じ1870年に再建された、幣殿の裏の本殿が、国宝に指定されています。

第一本宮~第四本宮に至るまで同様となります。

第二本宮

第二本宮に祀らる御祭神は、中筒男命。

伊邪那岐命の禊の際に水中で生まれたとされる同じく航海の神です。

第三本宮

第三本宮に祀らる御祭神は、表筒男命。

伊邪那岐命の禊の際に水上で生まれたとされる同じく航海の神です。

第四本宮

第四本宮に祀られる御祭神は、神功皇后。

住吉大社の創建者ですね。

基本的に、皆同じ形なので拡大して掛けられた扁額を確認するのが大変でした。(·∀·)

しかし、奥から第一本宮・第二本宮・第三本宮と縦並びなのに、第四本宮だけは第三本宮の南側に隣接する形で建立されており、ちょっと異質に見えるのは恐らく後から建立されたものだからと考えられています。

これには、元々は住吉大社に奉仕していた巫女が神格化し、住吉三神共同の妻神として第四本宮が建立され、後世の神功皇后の伝説化とともに、第四宮に神功皇后の神格が付与されたのではないかとされています。

ところで、本殿は4棟とも江戸時代後期の1810年に造営(再建)されており、「住吉造」と称される独特の様式が用いられており、神社本殿としては神明造・大社造・大鳥造と並び、飛鳥時代まで遡る最古の建築様式です。

その他社殿・建造物

北高蔵・南高蔵

第一本宮の裏手(東側)にある北高蔵(写真左)・南高蔵は桃山時代の1607年に建立された国指定重要文化財で、大阪府内の指定文化財の蔵としては最古の物です。

かつては神宝を収めていたそうですが、現在は神宝は住吉文華館に移され、祭具収蔵庫として活用されています。

住吉文華館

コチラが神宝が移されたという住吉文華館。

残念ながら、コロナのためか現在は休館中とのことです。

神館

1914年に大正天皇の御即位を記念して建立された神館。

御文庫

御文庫は、1723年に書籍商の発願によって建立されたもので、約5万冊に及ぶ写本・版本が奉納されており、大阪最古の図書館とも称されています。

祈祷殿

ところで、祈祷殿は、幸禄門を出たところにあったので、前回の書き忘れですな。(·∀·)

南門・東楽所・西楽所

南門とその両側の楽所(東楽所・西楽所)は、江戸時代初期の1607年に豊臣秀頼によって再興されたもので、いずれも国指定の重要文化財です。

写真では、殆ど映っていませんが、東西の楽所は、雅楽を演奏する場です。

石舞台

南門から入ってすぐの場所にある石舞台も南門・東楽所・西楽所同様、1607年に豊臣秀頼の再興により造営されたもので国指定重要文化財。

なかなか深緑の池に架けられた幅11m、長さ12mの石造桁橋の上に、一辺6m、高さ0.5mの大きさで築かれており、日本三舞台の一つとされています。

ちなみに残り二つは、四天王寺の石舞台と厳島神社の板舞台です。(·∀·)b

神楽殿

しかし、神楽殿は神楽殿としてちゃんと存在しております。

ということで、2000文字を突破してまいりましたので、Vol.3に続きます。

住吉大社 情報 by 関西御朱印 ブログ

大阪市住吉区住吉2-9-89

TEL:06-6672-0753

無休
参拝料 無料
参拝時間 4~9月 6:00~17:00 10~3月 6:30~17:00
授与所受付時間 9:00~17:00
初穂料 通常御朱印 500円 刺繡入り特別御朱印 1,000円
御朱印帳 2,000円(通常御朱印記入済み)
公式ホームページ 住吉大社 (sumiyoshitaisha.net)
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住吉大社第四本宮に祀られる神功皇后。

謎多き方で実在したかどうかも不明な点がある方ですが、その謎を解いてくれるかも?

ABOUT ME
kimikan
55才のおじさんです。 体調を崩して、今年1月末に退職し、現在無職の日々を過ごしています。 せっかくの機会を活かし、新たに始めた関西近郊の御朱印収集を中心に、愛するペットや友人の子育て日記、グルメネタ等について日々綴っていこうとブログを開設しました。 拙い文章ですが、どうぞよろしくお付き合いください。

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