平安神宮から350mほどなので、徒歩8分くらい。
続いて、南禅寺に向かいました。
ナッキーのアドバイスでは、寺院と神社の御朱印帳は分けた方が良いということだったので次はお寺とは思っていたのですが、ホントは清水寺の御朱印帳を考えていたものの、徒歩8分の誘惑には勝てませんでした。
Contents
- 1 南禅寺へ
- 1.1 三門
- 1.2 方丈庭園
- 1.3 水路閣
- 1.4 御朱印
- 1.5 南禅寺
- 1.5.1 京都市左京区南禅寺福地町
- 1.5.2
- 1.5.3 TEL:075-771-0365
- 1.5.3.1 無休(※大本山南禅寺第13代管長晋山式挙行により2022/4/5~4/6拝観休止有り)
- 1.5.3.2
- 1.5.3.3 拝観時間 12~2月 8:40~16:30 3~11月 8:40~17:00(※受付時間は拝観時間終了20分前まで / 12/28~12/31は一般の拝観は実施していません)
- 1.5.3.4
- 1.5.3.5 拝観料 方丈庭園 一般 600円 高校生 500円 小・中学生 400円
- 1.5.3.6
- 1.5.3.7 三門 一般 600円 高校生 500円 小・中学生 400円
- 1.5.3.8
- 1.5.3.9 南禅院 一般 400円 高校生 350円 小・中学生 250円
- 1.5.3.10
- 1.5.3.11 御朱印帳 群虎図 1,700円 / 水路閣 1,600円(含 初穂料)
- 1.5.3.12
- 1.5.3.13 初穂料 300円
- 1.5.3.14 公式ホームページ 臨済宗大本山 南禅寺 公式サイト :: 南禅寺 (nanzenji.or.jp)
南禅寺へ
そもそも南禅寺の水路閣を一度拝見してみたいと思っていたので、コレはコレで良し。

ナビに案内されるままに到着したのは、大寂門。
北門に当たるそうですが、どうせなら正門に案内しろよ…。

で、改めて玄関口たる中門を撮影。
建立以前のこの地には、亀山天皇が1264年に造営した離宮の禅林寺殿がありました。
その名は、南禅寺の北に隣接する浄土宗西山禅林寺派総本山の禅林寺に由来しています。
この離宮は「上の御所」(上の宮)と「下の御所」(下の宮)に分かれていましたが、1287年に「上の御所」に亀山上皇が持仏堂を建立し「南禅院」と名付けたことが南禅寺のそもそもの始まりとされています。
亀山上皇は、1289年に出家し法皇となられ、1291年に禅林寺殿を寺に改め、龍安山禅林禅寺と名付けました。
ところが言い伝えによると、この頃禅林寺殿に夜な夜な妖怪が出没して亀山法皇やお付きの官人たちを悩ませたそうですが、無関普門が弟子を引き連れて禅林寺殿に入り、静かに座禅をしただけで妖怪が退散したので亀山法皇は無関を南禅寺の開山に招いたということです。
当時80才だった無関は間もなく亡くなりますが、かつての禅林寺殿の「下の御所」を整備して、1299年頃に寺観が整い、太平興国南禅禅寺という寺号に改められました。
南禅寺は、日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上に置かれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺の中で最も高い格式を持つとされています。
三門

南禅寺の象徴たる三門。
石川五右衛門がここから満開の桜を見て「絶景かな絶景かな」と言ったことで有名です。
桜も無いので、上からは見ず…。
しかし、せっかくの機会だったのに今思えばもったいない…。
広大な境内を巡ると、3つのブロックに分かれ、それぞれに拝観料が必要です。
全部回ると時間もかかるので、この日は方丈庭園を拝観させていただきました。
方丈庭園

こちらは方丈庭園ですが、撮り方が悪い!
ホントはもっと広大です。
大方丈庭園は、応仁の乱で焼失した南禅寺が以心崇伝によって再興された際に作庭された、国宝である大方丈の南に面した庭で、小堀遠州作と伝えられています。
1951年に国の指定する名勝となっている枯山水庭園ですが、横並びで配された石が、まるで大海を泳ぐ虎の親子を表現しているように見えることから「虎の子渡しの庭」の別称で親しまれています。
それまでの日本庭園は、築山や巨石を立てて表現する仏教的世界観でしたが、方丈庭園は巨石を寝かして配置する構成であるで革新的ながら、優雅で品格のある庭園です。

小方丈庭園は、1966年に作られた落ち着いた雰囲気の禅庭園です。

六道庭。
しかし、こういうところを訪れると。日常では味わえない日本伝統のわびさびを味わえる世界観に包まれますね。
水路閣
ところで、南禅寺といえば…



お待ちかねのこの水路閣のイメージです。
京都を舞台にした2時間サスペンスでもよく登場しますね。
実際、壁面には船越英一郎さんのサインが…ウソですけど。
水路閣は、1890年に竣工した琵琶湖から京都市内に向けた水路です。
当初の目的は大阪湾と琵琶湖間の通船や水車動力による紡績業,潅漑用水,防火用水などでしたが水力発電の有利性が注目されるようになり、1889年に蹴上に発電所が建設され、1991年には送電が開始されました。
現在も毎秒2tもの琵琶湖の水が流れているそうですが、レンガ造りが南禅寺の古さと融合して、観光名所となっています。
実際、訪問時も若者たちがインスタ映えを狙って写真を撮りまくっていました。
御朱印

寺院用の御朱印帳として、水路閣がデザインされたものを購入しました!
群虎図入りの御朱印帳も恰好良くて評判が高いです。

「利益衆生 南禅院」と書かれたものに参拝日のスタンプを押印していただけます。

プラス「金剛王宝殿 南禅寺」の書置きを頂戴しました。
前述の様に、まだまだ見どころたくさんの南禅寺。
また改めて参拝したいと思います。
私も行きたいっす!!
中学校の遠足で三門登ったら、手摺りの棘が刺さって長い間体内におりました…何故か友人から羨ましがられたものです(・∀・)
それは縁起が良いのか悪いのか…
少なくとも羨ましくはないぞ(・∀・)
「ナッキーは時空を超えたんや!羨ましい!」って言われた…(・∀・)
時をかける少女やないか…