多田神社の後、当初は仁王像が移されたという満願寺に向かおうと思っていたのですが、近隣の寺社仏閣で検索したところ、満願寺だと結構戻る形になるみたいなので、一番近そうな頼光寺に向かいました。
しかし、カーナビがピンポイントで案内してくれず苦戦してたどり着いたにも関わらず、参拝後に呼び鈴を鳴らしてみるとお留守で御朱印をもらえないという悲劇に見舞われ…。
どうせなら、更に北上して猪名川町へ行ってみようと善福寺に向かうことに。
いや、そこは普通に満願寺やろ…。
善福寺へ
猪名川町も昔は、川西から三田に抜けるのによく走ったものですが、猪名川町そのものを訪れるのは初めてです。
カーナビの教えに従って走ると…
今度は、順調に到着した様です。
しかし、この道上るんですか?
何か、ゴルフ場に行く様な道なんですけど?
半信半疑ではありましたが、坂道を上ると無事に善福寺に到着することができました。
というか、坂道の上には善福寺しか無かったとも言えますが…。
本堂
小高い山の上の小さなお寺なので、
いきなりですが、本堂の様子です。
何か久しぶりにテン高女子が爆笑しそうなほど、右下がりになってしまいました…。
接近して、撮り直し。
本堂に掲げられた扁額「自然山」の山号の文字は、多田銀銅山で採れた紺青石で書かれたものだそうです。
本堂には、御本尊である聖観世音菩薩が祀られています。
創建
862年に、清和天皇と自然上人によって創建されたと伝えられています。
「自然山」という山号はそこから来たと思われるので、「しぜん」ではなく「じねん」と読むのが正解なんでしょうね。
善福寺は、猪名川・川西・三田を治めた清和源氏に崇敬され、源満仲公が諸堂を建立した他、中でも、酒呑童子退治の伝説を残す源頼光公に崇敬され、資材の提供を受けた他、清和源氏の祈願所として重用されています。
三宝大荒神
本殿脇には、三宝大荒神社がありました。
しかし、扁額の文字は、左から「三宝大荒神」、「?月大明神(読めません)」、「熊野大権現」となっており、ちょっとナゾです…。
御真言も、「三宝大荒神」のみ書かれております。
鐘楼
この自然の中で夕刻に鐘の音が鳴り響くというのは、いかにも風流な情景ですね。
ところで、この鐘楼の付近から下に続く石段がありましたので、そちらが正式な参道だと思われます。
石碑
古寺ならではの歴史を感じる石碑ですが、全く読み取れませんでした…。
コチラは石碑とお地蔵さんなのでしょうが、やはり文字は読み取れず…。
霊園
車で入って来た境内の右手から山側にかけてが霊園になっている様です。
御朱印
ご自宅の呼び鈴を鳴らして、
ご住職さんに直筆の御朱印を頂戴することができました。
他の方のブログ等を拝見するとお留守の場合も多い様なので、ラッキーだった様です。
御朱印と一緒に、
かわいい栞(?)風なものも頂戴しました。
裏面には、摂津国三十三ヶ所霊場の記載があります。
善福寺は、第十七番札所にあたります。
尚、郵送で御朱印をお願いすることもできるそうです。
最後に、駐車場(というか、勝手に駐車しただけですけど)付近から、猪名川の街並みを見下ろしました。
能勢電鉄の終点である日生中央駅から、ここまで1kmほどで、途中に美しい彫刻が建ち並ぶ「いながわ彫刻の道」があったり、さらに西に行くと国指定史跡の「多田銀銅山遺跡」があり、坑道内の見学も無料でできるそうなので、季節の良い時期にハイキングに出かけてみるのも有りですね。
この時期に行くと、熱中症で倒れますが…。
善福寺 情報
兵庫県川辺郡猪名川町原字坊ノ谷391
TEL:072-766-0738
無休
拝観料 無料
拝観時間 24時間可能
寺務所受付時間 インターホン対応(※常識ある時間内で)
初穂料 300円
公式ホームページ 第51話 百間堤と善福寺/猪名川町 (inagawa.lg.jp)
(兵庫県 猪名川町 )
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