関西御朱印 ブログ
今年から始めた御朱印収集巡りを紹介していきます。たまに閑話休題でペットやグルメ、友人夫婦の子育て日記などについても書き込ますので併せてお楽しみください。
大阪市 天王寺区

四天王寺庚申堂 四天王寺の飛地境内の庚申堂で珍しい隷書体の御朱印を頂戴しました

四天王寺へ

この日は、まずは四天王寺で西国三十三所霊場客番と新西国三十三所霊場第一番札所の御朱印を頂戴しようと久方ぶりのJR環状線を利用。

しかし、寺田町駅で降りるつもりが寝てる間に天王寺駅まで行ってしまいました…。(·∀·)

仕方ないので、トボトボと谷町筋を北上して、四天王寺に到着。

西国三十三所来場客番の御朱印、

新西国三十三所霊場第一番札所の御朱印を無事に頂戴することができました。(·∀·)b

ココで、ふと思ったのが、四天王寺庚申堂さんでは御朱印を頂戴したことが無い!

ということで、四天王寺庚申堂に向かうことに。

四天王寺庚申堂へ

四天王寺の境内を斜めに横切り、南門から出て200mほどで、

四天王寺庚申堂の西門に到着しました。

で、グルッと周って、

南門が正門です。

さすが、勝手知ったる天王寺。(·∀·)b

創建

四天王寺の飛地境内となっている庚申堂ですが、飛鳥時代の文武天皇の時代(697年~707年)に色々な疫病が流行し、良薬を求め、高僧に祈りを捧げる等、様々な手段を講じても解決の糸口すら見えず、人々を大いに悩ませ苦しめました。

当時、四天王寺にいた豪範僧都が疫病に苦しむ多くの人々を救わんと一心に天に祈り続けたところ、701年正月七日庚申の日に、帝釈天の御使いとして童子が現れ、除災無病の霊験を示されたので、これを庚申神とし、境内に庚申堂を建て祀ったのが始まりとされています。

庚申信仰は。中国道教の三尸説に、仏教・神道・修験道・民間信仰等が結びついて生まれてものとされますが、庚申信仰を現在に伝える日本三庚申として、大阪の四天王寺庚申堂、京都の八坂庚申堂(金剛寺)、東京の入谷庚申堂(小野照崎神社の庚申塚)が挙げられます。

中でも、四天王寺庚申堂は、日本最初の庚申尊出現の地とされています。

ところで、三尸説というのは。60日に1度巡ってくる庚申の夜、寝ている間に体内に棲む三尸の虫が天帝に日ごろの自分の悪事を報告に行くため、眠らずに過ごすことで災いを避けようというものです。

庚申堂と御本尊

慶長年間(1596年~1615年)に豊臣秀頼により再建された庚申堂ですが、大阪大空襲により焼失し、現在の庚申堂は1670年の大阪万博の際に全日本仏教会が休憩所として建築した「法輪閣」を、万博閉幕後に全日本仏教会により寄進され、移築・改修されたものです。

内部に祀られる御本尊は、帝釈天の使いとされる青面金剛童子(秘仏)で、四天王が併せて祀られています。

ちなみに、御本尊の次回の御開帳は18年後の2040年だそうです。

私は、逝ってますな…。

中に入っては撮れなさそうだったので入口から、庚申堂内の様子を撮影しました。

庚申堂に掲げられた扁額です。

その他境内

九頭龍大権現社

最近、よくお会いする様な気がする九頭龍大権現社。

七福神石像

福禄寿さんの出来栄えにウットリ(?)してしまう七福神の石像は、1936年に奉納されたものです。

その隣でなぜか大国さんが独立して、何かレバー握ってません?ホバークラフト??(·∀·)

三猿堂

猿は御本尊である青面金剛童子の使いということで、境内には多数の猿がいらっしゃり、基本的には見ざる・言わざる・聞かざるの三猿がセットになっており、三猿堂はその代表で、庚申の日には開扉・開帳されます。

聖観世音菩薩像

境内の聖観世音菩薩像は1960年に建立されたもの。

背後は庚申さんの奉納塚らしいですが、読み取れないものも多く、寛文13年(1673年)、天和4年(1684年)、元禄5年(1692年)等があります。

奉納塚にも、やはり三猿の姿を見ることができます。

立江地蔵尊

鎌倉時代に造られた四天王寺最古の地蔵尊である立江地蔵尊。

立江地蔵尊を中心に、右には延命地蔵尊、左には三猿の位牌が祀ってあるとのことで、中を覗いてみましたが、暗くてよくわかりませんでした…。

手水舎

手水鉢にも庚申堂の銘が入っています。

奥之院

まさかの奥之院??と思いましたが、普通の住居っぽいので入っておりません。(·∀·)

御朱印

庚申堂内の納経所で、

御本尊「青面金剛童子」の直筆御朱印を頂戴しました。(·∀·)b

お食事中だったのに快くご対応いただき、「隷書体で書きました」…ってそれは別に頼んでないのと、時間が11:00なのにお食事中だったことが気になりますが…。(·∀·)

四天王寺庚申堂 情報 by 関西御朱印 ブログ

大阪市天王寺区堀越町2-15

TEL:06-6772-9420

無休
拝観料 無料
拝観時間 4~9月 8:30~16:30 10~3月 8:30~16:00
納経所受付時間 4~9月 8:30~16:10 10~3月 8:30~15:40
初穂料 300円
公式ホームページ 和宗総本山 四天王寺 – 日本仏法最初の官寺 (shitennoji.or.jp)
本日のおすすめ商品(【タイムセール3,900円⇒3,500円】[個包装・熨斗ナシ] 岐阜県産 富有柿 秀 L×14玉(約3kg))

先日掲載した「富有柿」について、嫁から「あんたは、中学・高校と岐阜で過ごしたんやから岐阜の富有柿WPおすすめすべきやろ」という最もなご指摘。(·∀·)

ちなみに、生産量としては奈良・福岡・岐阜の順だったかな?

ということで、本日は岐阜県産の富有柿をおススメします!

繊密でとろけるような柔らかさの食感で、果汁も多く糖度16~18度ともある強い甘味で、季節の変わり目で体調を崩しがちなこの時期ピッタリのフルーツです。

ABOUT ME
kimikan
55才のおじさんです。 体調を崩して、今年1月末に退職し、現在無職の日々を過ごしています。 せっかくの機会を活かし、新たに始めた関西近郊の御朱印収集を中心に、愛するペットや友人の子育て日記、グルメネタ等について日々綴っていこうとブログを開設しました。 拙い文章ですが、どうぞよろしくお付き合いください。

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