無事に三宮神社で御朱印を頂戴できたので、改めて神戸八社巡りを再開することにしました。
次なる目的地は、生田神社の八裔社にして、神戸八社巡り四柱目となる四宮神社です。
生田神社の八裔社については、下記ページをご参照ください。
一宮神社 神戸八社巡り一柱目は、三宮駅から徒歩10分足らずの好立地 – 関西御朱印 ブログ (kimikan.com)
Contents
四宮神社へ
三宮神社から四宮神社へは徒歩20分くらい。
JR元町駅から北西に10分ほど歩いたところに鎮座されています。
映画「HERO」ロケ地のすぐ近く
しかし、JR元町駅の北側に差し掛かった辺りで、いつか見た景色だなと記憶を辿ると、2015年に公開された木村拓哉さん主演の「HERO」でネウストリア大使館のロケ地として使用された兵庫県公館のすぐ近くであることを思い出しました。
映画を観られた方ならご記憶かも知れませんが、門の前に木村拓哉さん、松たか子さん、北川景子さんが3人並んで立っていた場所です。
映画のロケ地で、一般公開もされていたので見学に来たのですが、今回は敢えて調べなかったので、結果的には兵庫県公館に再会することは無かったのですが。
その兵庫県公館から更に北西に進み、山手幹線と花隈通の交差点に鎮座しているのが、四宮神社です。
山手幹線の横断歩道の中間から撮影した四宮神社の朱鳥居です。
ところで、山手幹線という道は比較的、我が家に近いところにも通じてますので、延々と山手幹線を走ってくれば、元町まで来れるということがわかった次第です。
さすがに、車での話ですが。
ということで、四宮神社に到着しました。
主祭神は市杵島姫命
階段を上ったところからの拝殿の様子です。
主祭神は、天照大御神と素戔嗚尊の誓約よって生まれた宗像三女神の一柱です。
天照大御神と素戔嗚尊の誓約については、コチラのページをご参照ください。
一宮神社 神戸八社巡り一柱目は、三宮駅から徒歩10分足らずの好立地 – 関西御朱印 ブログ (kimikan.com)
宗像三女神を御祭神とする福岡県宗像市の宗像大社では、辺津宮に祀られています。
御神徳は、商売繁盛・芸能・金運・勝負・豊漁・交通安全・五穀豊穣・海の神として多くの地で多くの人々の信仰を集められています。
そして、また絶世の美女であったとも言われています。
拝殿内も朱色を基調とした美しさです。
しかし、酒樽はよく見かけますが、一升瓶がズラリと並べられているのは珍しいかも。
境内摂社
四宮神社には3つの境内摂社が祀られています。
こちらの稲荷大明神には、三義稲荷大明神・武富稲荷大明神・白嶽稲荷大明神が祀られています。
こちらの八幡神社には、誉田別尊が祀られています。
日本書紀における応神天皇の別称で、軍神・八幡神として広く信仰されています。
扁額が切れるという失態を犯しておりますが、巴神社です。
こちらでは、弁財天巳大神をお祀りしています。
弁財天芸能塚
そして、弁財天芸能塚です。
この石碑の題字は、当時の兵庫県知事:坂井時忠氏、歌は書道家の第一人者:中尾一艸先生によってしたためられたもので、1985年に当時参議院議員だった扇千景氏を名誉会長として建立されたもので、多くの芸能人に崇拝されているそうです。
扇千景氏といえば、元宝塚歌劇団の女優にして、4代目坂田藤十郎氏に嫁ぎ梨園の妻をこなしながら参議院議員となり、初代国土交通大臣始め数々の大臣職を歴任された他、女性初の参議院議長を務められた方ですね。
市杵島命と弁財天
ところで、四宮神社は別名四宮弁財天とも呼ばれ、鳥居前の幟にも「弁財天」と記載がありますが、かつて神仏習合において市杵島命と弁財天は同神とされました。
我々には、七福神の一柱である弁財天の方が馴染みが深いですね。
弁財天といえば、歌を歌えば美声を響かせ、舞を舞えば魅力的で、どんな楽器も器用にこなし、すらすらと美しい文字を書かれ、美しく素直で優しく慎ましやか、おしとやかな女神と伝えられています。
まさにヤマトナデシコを祀る四宮神社は女性のパワースポットと言えるかも知れません。
御朱印
社務所にて直筆御朱印を頂戴しました。
スラスラと、右下に季節の花を挿絵として入れてくださり、カラーペンを使って色を入れてくださいました。
このかわいらしい挿絵は毎月変わるそうなので、再訪してみる価値がある神社ですね。
でも、私が頂戴したのはどう見ても紫陽花では無さそうですが何の花ですかね?
ところで、今さらですが「しのみやじんじゃ」だと思ってたら「よのみやじんじゃ」が正解でした。
[…] 四宮神社 神戸八社巡り四柱目は、挿絵入り御朱印のかわいさで女性人気抜… […]
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