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垂水神社へ
素盞嗚尊神社(江坂神社)を後にし、土地勘を活かし、次に近そうな垂水神社を目指しました。
ココでは珍しく、隣接する駐車場方面からやって来て、すんなり駐車することができ、気分良く参拝を開始することができました。
しかし、ここで振り返ると、参道があった次第…。
せっかくなので、参道を歩き、正面鳥居から参拝させていただくことに。
正面鳥居と参道
改めて、ココから参道を歩き、境内に向かうと、
住宅街の中にキレイに整備された参道です。
イメージ的には、服部住吉神社の参道を思い出しました。
服部住吉神社については、コチラのページをご参照ください。
服部住吉神社 大阪最古の能舞台は残念ながら拝観できませんでした…|関西御朱印 ブログ (kimikan.com)
何本かのクロマツが「垂水の森を守る会」により奉納されていましたので、将来は立派な松林の参道になるのではないでしょうか。
で、最初の写真の二の鳥居を潜ると、石段があって上ると境内なのですが、
左手に「垂水不動社参道」とあったので、まずは左手に進んでみました。
垂水の瀧
参道を進むと、
「垂水の瀧」を拝見することができます。
コチラは小瀧。
そして本瀧です。
現在は、決して豊かな水流とは言えませんが、公式ホームページに掲載されている明治時代の写真では、かなりの量の水が湧き出ていたことが確認できます。
ところで、垂水神社の創建には、この「垂水の瀧」が大きく関わっています。
創建
孝徳天皇の御代(645~654年)に早魃のときがあり、難波長柄豊碕宮では飲料水にさえ事欠く状態にありました。
そのとき、この地の領主であった阿利真公が、約15km南の難波宮まで懸け樋を作り、「垂水の瀧」かわ湧き出る水を送ったそうです。
この難波宮は、鵲森宮を紹介する際に触れた難波宮跡地にあったものと思われます。
鵲森宮については、コチラのページをご参照ください。
鵲森宮 JR環状線森ノ宮駅から徒歩数分の聖徳太子が創建した唯一の神社|関西御朱印 ブログ (kimikan.com)
孝徳天皇からその功績を称えられた阿利真公は、「垂水公」の姓を賜り、垂水神社を創建したと伝えられています。
後述しますが、御祭神は阿利真公の祖先にあたるので、元々祖先神を祀る御社の様なものがあったところに、神社を創建したのではないかと考えられています。
津くよみの池
厳重に囲われてしまっていますが、本瀧の水が流れ込み、鯉が泳いでいました。
万葉歌碑
本瀧の近くには、万葉歌碑は置かれています。
「いわばしる 垂水のうえの さわらびの もえいづるはるに なりにけるかも」と万葉集に収められた、志貴皇子が「垂水の瀧」について詠んだ歌です。
不動社
参道の突き当りにある垂水不動。
コチラも一の鳥居、二の鳥居と分かれています。
元々神社の西方にあった栽松寺が明治初期に廃寺となり、仏像や法具が垂水神社と近隣の二寺に預けられることになり、明治の神仏分離令に伴う様にして起きた廃仏毀釈の荒波が収まって以降に、この地に祠が築かれ、不動明王が安置されています。
拝殿と御祭神
ここで引き返して、拝殿に向かう石段の下に。
石段を上ると、
三の鳥居があり、
拝殿に辿り着きます。
祀られている御祭神は、豊城入彦命・大己貴命・少彦名命の三柱。
豊城入彦命は、第10代崇峻天皇の第一皇子で、第11代垂仁天皇の兄君であり、この地を第一歩として四道将軍として東国に出征し、その地を治められた方です。
この方が、後に垂水神社の初代宮司となった阿利真公(垂水公)の祖先に当たります。
現在の拝殿は、老朽化に伴い、拝殿奥の本殿ともども1974年に造営されたものです。
拝殿前の狛犬(阿形さん)です。
境内社
伊邪那岐命・伊邪那美命・天照大神を祀る皇大社。
祓戸大神である息吹戸主命・瀬折津比売命・速開津比売命・速佐須良比売命を祀る祓戸社。
金山比古命・金山比売命・豊宇気比売命・事代主命を祀る戎社(稲生社)。
大綿津見命・市杵島姫神を祀る楠明神社。
大物主大神を祀る大神社。
神心講という講の方々によりお祀りされている高登社。
内部には、石碑に刻まれた多数の神々が祀られています。
政髙大明神を祀る政髙社。
鎮守の森
社殿裏に広がる千里丘陵の鎮守の森にはコチラから行くことができます。
もう既に汗だくだったので、入りませんでしたが、朝の散歩とか行きたいですね。
入口付近には、「鎮守の森を守る様に」と垂水の子孫たちに宛てたメッセージが。
ところで、千里丘陵上では、弥生時代の遺跡も発掘されている様です。
御朱印
石段を下りて、左手にある社務所で、
直筆の御朱印を頂戴しました。
垂水神社 情報
大阪府吹田市垂水町1-24-6
TEL:06-6384-1526
無休
参拝料 無料
参拝時間 24時間可能
社務所受付時間 9:00~17:00
初穂料 300円
公式ホームページ 垂水神社 (starfree.jp)
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(ちなみに私は、牡蠣は食べられません…。)