関西御朱印 ブログ
今年から始めた御朱印収集巡りを紹介していきます。たまに閑話休題でペットやグルメ、友人夫婦の子育て日記などについても書き込ますので併せてお楽しみください。
大阪市 中央区

報恩院 入口で北向不動尊がお迎えしてくれる札所巡りに欠かせない寺院

報恩院へ

藤次寺を出て北に向かってすぐの谷町九丁目交差点で千日前通を渡って、西に折れたところに位置する報恩院です。(·∀·)b

ホントは、この写真の逆側にある高津宮を目指してやって来たのですが、高津宮の表参道の写真を撮って振り返ったら、報恩院だったという次第なんですが。(·∀·)

山門をアップで撮りすぎたので写っていませんが、右側に「近畿三十六不動尊霊場第5番札所」「おおさか十三仏霊場第11番札所」「摂津国八十八箇所霊場第21番札所」と様々な霊場巡りで訪れる方の多い寺院です。

創建

寺伝によれば、創建は江戸時代初期の寛文年間(1661~1673年)。

名僧:良遍上人が、大阪東部の上町台地の世き地を選ばれ、現世利益の不動明王信仰の世相に合致した北向不動尊を建立されたことが始まりとされています。

不動尊の建立と同時期に植えられた樟(クスノキ)は、「相生の樟」と呼ばれ、うっそうと生い茂り、商人の街:大阪において、商売繁盛・家内安全の諸願成就の御利益にすがろうとする人々が後を絶たず、報恩院は香煙の絶えることのない盛況ぶりでした。

しかし、明治初期の廃仏毀釈により盛況は廃れ、一時は無住に近い荒れ寺となりましたが、報恩院第12世:孝教和上が明治・大正と時間をかけて中興を果たしています。

また、1945年には大阪大空襲により、北向不動尊のみを残し、全堂灰燼と帰しますが、住職・信者が一丸となり、被災数日後には焼跡整理に取りかかり、俯仰不屈の精神と努力により、諸堂再建がなされました。

「樟」と「楠」

ところで、余談とはなりますが、一般的に「クスノキ」に用いられる「楠」は、本来は中国の「タブノキ」を指す字だそうです。

「タブノキ」は「クスノキ科のタブノキ属」に属するので、「楠」は「クスノキ」の内の一部に用いられる漢字で、「クスノキ」一般は「樟」と表するのが正しいそうです。

個人的には「楠」の方がしっくり来るのですが、このあたり、植物生理学の先生にお尋ねしておく様にお願いしたい!(·∀·)

北向不動尊

良遍上人が建立されたとされる北向不動尊は、

山門を潜った途端にお目にかかることができます。

そのため、山門手前の時点で、香煙の心鎮まる香りに包まれることができます。

ところで、北向不動尊の奥に見えるのが、前述の「相生の樟」で、その向こう側に北向不動尊と背中合わせになる形で、南向不動尊もいらっしゃったそうですが、残念ながら気づいておりませんでした…。

本堂

本堂の様子です。

北向不動尊、南向不動尊とは別に、本堂内にも不動明王が安置され、併せて、弘法大師、鎮宅霊符尊が祀られています。

その他境内

真如閣

阿閦如来を安置する真如閣です。

御真言が掲げられていますね。

秋葉大権現

秋葉大権現をお祀りするお社です。

他にも神変大菩薩、鉄焼地蔵尊がいらっしゃった様ですが、はて??

その他石碑

コチラは歴代の住職さんを祀る石碑ですね。

洗心会は、真言宗醍醐派で開催される真言瞑想(坐禅)と法話を実施されている会の様で全国的に活動されているみたいです。

小さな境内ですが、様々な石碑も含めて落ち着きある日本庭園の様な雰囲気でした。

御朱印

境内の一番奥にある寺務所で、

「北向不動尊」の直筆御朱印を頂戴しました。

報恩院 情報

大阪市中央区高津1丁目2−28

TEL:06-6761-0543

無休
拝観料 無料
拝観時間 8:00~17:00
寺務所受付時間 8:00~17:00
初穂料 300円
公式ホームページ 高津山 報恩院 (themedia.jp)
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ABOUT ME
kimikan
55才のおじさんです。 体調を崩して、今年1月末に退職し、現在無職の日々を過ごしています。 せっかくの機会を活かし、新たに始めた関西近郊の御朱印収集を中心に、愛するペットや友人の子育て日記、グルメネタ等について日々綴っていこうとブログを開設しました。 拙い文章ですが、どうぞよろしくお付き合いください。

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