関西御朱印 ブログ
今年から始めた御朱印収集巡りを紹介していきます。たまに閑話休題でペットやグルメ、友人夫婦の子育て日記などについても書き込ますので併せてお楽しみください。
大阪市 中央区

少彦名神社 日本医薬総鎮守にて病気平癒・健康成就を祈願してきました

所用で谷町四丁目に訪れたこの日、以前から行きたかった少彦名神社と御霊神社に参拝する気満々でしたが、何だかんだで14:00という一番熱い時間帯。

少彦名神社へ

検索すると、少彦名神社まで徒歩20分…。

ゼー六 アイスモナカ

普段なら何でもない距離ですが、電車一本では行けないし、乗り換えるのも面倒なので、とりあえず歩き始めて…

わずか5分ほどで、ゼー六さんの堺筋本町店に遭遇したので、

アイスモナカで早々に一休み。(·∀·)

更に、この後、レターパックを買いがてら、たまたま見かけた大阪東郵便局でひと涼み。

境内入口

おかげ様で熱中症になることもなく、

少彦名神社が見えてきました。

って、ほとんど視認できませんが…。(·∀·)

ということで、正面から入口たるビルの隙間を撮影。(·∀·)b

創建

1780年、薬種中売の団体組織である伊勢講が、薬の安全と商売の繁栄を願い、京都の五條天神社から少彦名命の分霊を当時の仲間会所があった現在地に勧請し、それ以前から仲間会所に祀っていた新農炎帝とともに祀ったことが始まりとされています。

1837年には、浪速の暴れん坊:大塩平八郎の乱で仲間会所は焼失しますが、1840年に仲間会所内に祠を設け、祭神を遷座しました。

1906年に、大阪府より近隣の神社に祭神を合祀するか、独立した神社として継続するかの判断を求められた際に、後者を選択し、境内地を拡充し、社殿・社務所を新築、1910年に正遷宮(仮殿から本殿への遷座)が斎行されています。

参道

ビルに挟まれた狭い参道ですが、

ネコはやらない、犬でもできるという笑えるコロナ対策があり、

少彦名神社に護られた家庭薬の陳列があり、(養命酒って家庭薬なの?)

谷崎潤一郎の名作「春琴抄」の碑があったりと、大変ユニーク。(·∀·)b

しかし、「春琴抄」が道修町を舞台にした作品だとは知りませんでした。

大鳥居

参道を抜けると大鳥居がありますが、境内はコレがほぼ全貌に近いくらいの小ささです。

大鳥居の扁額です。

拝殿と主祭神

拝殿の様子です。

現在の拝殿は、鎮座200周年を記念して1980年に修繕されたもので、本殿・幣殿を含めて国登録有形文化財。

祀られている主祭神は、創建当初と変わることなく少彦名命と新農炎帝。

ところで、新農炎帝は、あまり聞きなれませんが、人々に医療と農耕の術を教えたと伝えられる、古代中国の伝承に登場する三皇五帝の一人。

要するに、日本の薬祖神である少彦名命と中国医薬の祖神である新農炎帝を祀る健康・医薬の神であり、日本医薬総鎮守・病気平癒健康成就の神として篤く信仰されています。

むしろ、「新農さん」の愛称で地元の人たちには親しまれています。

ちなみに鎮座する道修町自体が、江戸時代に中国やオランダからの輸入薬を一手に扱う薬問屋が出店し、江戸幕府公認の「薬種中買仲間」を結成した他、1721年には日本産の薬を検査する「和薬種改会所」が設けられた歴史を持つ薬の街。

現在でも、通りの両側に武田薬品や小林製薬、塩野義製薬、田辺三菱製薬等、日本を代表する製薬会社の本社が建ち並んでいます。

境内社

五社明神として祀られているのは、右から水天宮、金毘羅宮、猿田彦社、天鈿女社、天満宮です。

神虎(張り子の虎)

拝殿内にもいらっしゃいましたが、少彦名神社において、張り子の虎は神虎であり御守り。

1822年に、大阪で疫病(コレラ)が蔓延した際に、道修町薬種中買仲間が、疫病除薬として「虎頭殺鬼雄黄圓」という薬を調合し、少彦名神社で祈祷の上、罹患者等に施した際に、薬名に「虎」が入っていることから、御守りとして「張り子の虎」をつけて配布したところ、多くの方の病気が平癒したと伝えられています。

以来、「張り子の虎」は、少彦名神社の象徴でもあり、寅年だから飾られてるわけでは無い様です。

しかし、我々が子どもの頃って、熊が鮭食ってるヤツと張り子の虎って、一家に一個ずついたイメージですね。(·∀·)

御神木

撫でながら、病気平癒・健康成就を祈願する御神木です。

伊勢神宮遙拝所

伊勢神宮遙拝所は、えびす大神様と大国主命様が脇を固めていらっしゃいました。

関ジャニ絵馬

拝殿前には、元関ジャニの渋谷すばるさんと現関ジャニの大倉忠義さんの直筆絵馬。

御祓風鈴

夏らしく、無病息災を祈祷したお祓い風鈴が売られ、あちこちで心地良い響きを聞かせてくれました。

セットで付いている短冊に願いをかけて吊るすそうです。

もちろん、自宅に帰って吊るしても良いのですが、

コチラの参拝女子の様に、その場で願いを書いて、境内に吊るして帰る方も多い様です。

私は、友人・知人用に1個ずつ買って帰らせていただきました。

御朱印

コチラの社務所で、

3種の直筆御朱印を頂戴しました。

ちなみに、炎帝新農・少彦名命と書かれた御朱印の社紋「薬」は、宮司様御夫妻が手彫りされたそうです。

写真の夏詣限定御朱印帳「白銀」京都西陣織で全面銀糸で織られた日本で初めての御朱印帳ということで、欲しかったのですが、一冊5000円は手が出ませんでした…。

少彦名神社 情報

大阪市中央区道修町2-1-8

TEL:06-6231-6958

無休
参拝料 無料
参拝時間 7:00~17:00
社務所受付時間 9:30~16:30(御朱印受付) 御守り等は9:00~17:00
初穂料 300円~500円(2枚1セット 1000円の季節限定御朱印有り)
公式ホームページ 少彦名神社(神農さん) – 大阪市道修町(北浜)にある日本医薬総鎮守、病気平癒・健康成就の社、少彦名神社すくなひこな(神農さん)の公式ホームページです。 (sinnosan.jp)
本日のおすすめ商品①(張子の虎 豆虎B 全長14cm )

「張り子の虎」を検索してみると、干支用や五月人形としても用いられている様ですね。

本日のおすすめ商品②(鮭をくわえた 木彫り熊の置物 Sサイズ(約4センチ) 置台付き)
鮭をくわえた 木彫り熊の置物 Sサイズ(約4センチ) 置台付き

ちょっと色合いがイメージと違いますが、木彫りの熊さんです。

ABOUT ME
kimikan
55才のおじさんです。 体調を崩して、今年1月末に退職し、現在無職の日々を過ごしています。 せっかくの機会を活かし、新たに始めた関西近郊の御朱印収集を中心に、愛するペットや友人の子育て日記、グルメネタ等について日々綴っていこうとブログを開設しました。 拙い文章ですが、どうぞよろしくお付き合いください。

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