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施福寺 Vol.2
参道続々編
遠目に前を行く青い上着を着た方が、右手に折り返しているのが見えます。
まぁ、この辺で倒れてても帰りにあの方が救助してくれそう…。
などと考えていたら、右に折り返した先に最初の建物!
愛染堂(弘法大師御剃髪所跡)
愛染明王が安置される愛染堂ですが、弘法大師像や弘法大師や最澄と宗派を超えて交流の深かった勤操像も安置されているそうです。
また、弘法大師がこの場所で得度して、剃髪した場所とされており、
堂の前にも、修行する弘法大師像が安置されています。
しかし、弘法大師の出家については現在では31歳とする説が定説で、槇尾寺山で20歳にして勤操を導師として出家剃髪したとする説は史実とは認めがたいとされています。
但し、弘法大師が唐から帰国後の809年に入京の許可を求める旨の書状を和泉国司宛に出されていることから、和泉国のこの地に滞在していたという可能性は大きいとされています。
弘法大師御髪堂
愛染堂から少し石段を上った左手にあり、剃髪した弘法大師の髪が納められている様です。
いい加減、この辺りで記憶が途切れました(というか写真撮ってなかっただけ)が、
小さな観音様にお出迎えいただき、無事に本堂域に到着しました。(·∀·)b
右手の建物が本堂で、立入禁止の先は、本坊・寺務所でしょうか。
本堂域
本堂
本堂は、1845年に焼失後、安政年間(1854年~1860年)に再建されたものです。
本堂には、御本尊の弥勒菩薩の扁額が掲げられています。
本堂前の賓頭盧尊様です。
そして、納経所の方とお話したら、「160年ぶりに御本尊と秘仏公開中ですがいかがですか?」と勧められたので、「是非」と内陣を拝観させていただくことに。
先方の方から、「写真も自由に撮ってもらって大丈夫ですよ」と言っていただきました。
しかし、最初は「160円」と聞き間違えて「安っ」って言ってしまいました。(·∀·)
本堂内陣
上り口にあった、施福寺のフクちゃんの肖像画。(·∀·)b
本体はまだ仏様にはなっていないと思いますが、秘仏なのかお目にはかかれませんでした。
御本尊の弥勒如来様。
脇仏の文殊菩薩様。
同じく脇仏の十一面千手千眼観音菩薩様。
この御三体を護衛する形で、四天王像が安置されています。(·∀·)b
西国三十三所霊場各札所の観世音菩薩は、この様に安置されています。
家の新築、転勤、転職、旅行、結婚等の厄除けの守護尊である方違大観音様。
日本で唯一の大きな方違観音様だそうです。
方違大観音様の後ろに隠れる様にソダシがいました。
足腰を守り、長寿延命、身体健全の守護尊である馬頭観音様。
馬頭観音様も日本で唯一の大きな観音様だそうです。
ところで、馬頭観音様には由来があり、花山法皇が西国三十三所霊場札所の中興を果たした際に、施福寺の難坂に苦闘する花山法皇を馬がご案内差し上げたそうです。
馬頭観音様、どうして今日は来てくれなかったのですか??
その他の諸仏は、この様に多数安置されており、所々に七福神のお姿もあります。
写真は全て掲載していませんが、ちゃんと七体揃っていました。
何か床に臥せっていらっしゃるのは撫で観音様。
しかし、この状態では撫でられる場所が限られているので、頭と目をスリスリ。
十一面千手千眼観世音菩薩
本堂内とは別に、境内にも西国三十三所霊場の御本尊である十一面千手千眼観世音菩薩様がいらっしゃいました。
観音堂
内部に西国三十三所霊場各札所の御本尊を模した三十三体の観音像が安置される観音堂。
献馬
まさかのこの日二体目の寺院版神馬…。
子育地蔵尊
小っちゃいなぁと思ったら、
コチラの観音様も赤ちゃんを抱っこしていらっしゃいますね。
智慧如来
少々高台から見守って下さる智慧如来様。
景観
ところで、後で調べたことですが、標高600mの槇尾山の中腹、475m辺りが本堂域で、駐車場が280m付近だそうなので、高さにして200m、距離にして1Kmほど急峻な石段や坂道を上って来た様です。
その本堂域からの景観は、方角が悪いのか山一色でした…。
最後の難関
本堂域から、まだ上に続く急勾配の石段。
ココまで来たからにはと猛ダッシュで上ってみましたが、謎のお堂がありました。
本堂域の全景はこんな感じだったのですが、大師堂や護摩堂、鐘楼等見ていないものもあるのですが、立入禁止区域の方にあるのでしょうか??
御朱印
本堂脇の納経所で、
西国三十三所霊場第四番札所の御朱印と、
御本尊「弥勒如来」の御朱印を頂戴しました。(·∀·)b
ちなみに帰りは、ちょっと数えながら石段を下りたのですが、石段的には約1,000段でプラス徒歩で参道を上る分がプラスされる難所です。
施福寺 情報 by 関西御朱印 ブログ
大阪府和泉市槙尾山町136
TEL:0725-92-2332
無休
入山料 500円(本堂内陣拝観料 500円)
拝観時間 11月~2月 8:00~16:00 3月~10月 8:00~17:00
納経所受付時間 11月~2月 8:00~16:00 3月~10月 8:00~17:00
初穂料 300円
公式ホームページ 第四番 施福寺 : 西国三十三所 (saikoku33.gr.jp)
(西国三十三所霊場)
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