関西御朱印 ブログ
今年から始めた御朱印収集巡りを紹介していきます。たまに閑話休題でペットやグルメ、友人夫婦の子育て日記などについても書き込ますので併せてお楽しみください。
奈良県 奈良市

春日大社 Vol.2 本殿域には入りませんでしたが、世界遺産の雰囲気を満喫!

春日大社 Vol.2

南門

ということで、なかなか時間がかかりましたが、ようやく表参道から回廊内に入る南門に到着しました。(·∀·)b

南門は、1382年~1385年にかけて建立された門で、高さ12mと春日大社最大の楼門として、平安時代の中期に藤原氏の長者や摂関による春日詣が始まった際に、参向門とされ、春日大社の正門として位置づけられる国指定重要文化財です。

創建と歴史

社伝によると、奈良時代の768年、称徳天皇の勅命により、藤原永手が藤原氏の氏神である鹿島の武甕槌命、香取の経津主命、平岡神社に祀られていた天児屋根命・比売神を神山とされる御蓋山(春日山)の麓に社殿を建立して祀り、平城京の守護と国民の安泰を祈願したのが起源とされています。

しかし、近年の境内の発掘調査により、それ以前からこの地で祭祀が行われていた可能性も指摘されており、平城京の遷都に合せて、藤原不比等が鹿島神(武甕槌命)を御蓋山(春日山)に遷座し、祀ったのが創基という説もあります。

ところで、その主祭神である武甕槌命が白鹿に乗って来たとされることから、鹿が神の使いとして大切に扱われている次第です。(白鹿は見ませんでしたが…。(·∀·))

以降、藤原氏の隆盛と共に春日大社も隆盛し、また藤原氏の氏神・氏寺の関係から興福寺とのつながりが深まり、神仏習合が進むにつれ、一体のものとなっていきます。

しかし、明治の神仏分離令に伴い、それまでの春日社から春日神社に改称し、独立した神社となり、1946年には春日大社と改称し、全国約1000社の春日神社の総本社としての地位を確立しています。

尚、春日神社も「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産に登録されています。

幣殿・舞殿

五間に分かれ、東側二間が天皇陛下のお供え物である御幣物を一旦納める幣殿、西側三間が宮中伝来の御神楽を行ったり、雨天時に神楽や舞楽を奉納する舞殿で、やはり国指定重要文化財です。

特別拝観料を支払い、本殿に向かわない方は、コチラから参拝することとなります。

私も時間的に厳しかったので、こちらから参拝させていただきました。

林檎の庭

ところで、本殿と幣殿・舞殿の間の庭は、祭典の際に舞楽や神楽が行われる庭で、約800年前に高倉天皇が御献木されたと言われる林檎の木が東南隅にあることから林檎の庭と呼ばれています。

本殿

特別拝観料を支払わない方の本殿の撮影は、コレで限界。(·∀·)

先述の様に、第一殿には武甕槌命、第二殿には経津主命、第三殿には天児屋根命、第四殿には比売神が祀られています。

こうして改めて観ると、生で体感したかったですね…。

ただ、本殿は創建以来、20年に1度のペースで位置を変更せずに、建て替えや修繕工事が実施されているということで、歴史的建造物という意義は薄いのかも知れません。

本殿域末社

幣殿・舞殿域から確認できた本殿域の末社は、

青和幣を祀る青榊神社、白和幣を祀る辛榊神社、

高御産霊神を祀る井栗神社、穴次神を祀る穴栗神社。

御手洗川

蓋されちゃってますが、これも本殿域内にあり、春日奥山を水源地とする水谷川を分水して、造られた御手洗川は、古くは御供用の水として汲み上げられ、参拝の際の手水としても利用されていたそうです。

恐らく、コロナ禍で参拝者の手水使用を中止するために封鎖されたものと思われます。

砂ずりの藤

幣殿・舞殿の前、西側にある藤棚は、5月初旬頃に花房が1m以上にも延び、砂に触れるほどに垂れ下がることから砂ずりの藤と呼ばれています。

摂関:近衛家からの献木と伝えられ、その樹齢は700年以上と推定されています。

ホントは、幣殿・舞殿前の社務所で御朱印を頂戴しましたが、それはまた明日…。

春日大社 情報 by 関西御朱印 ブログ

奈良県奈良市春日野町160

TEL:0742-22-7788

無休
参拝料等 本殿特別参拝 500円
     国宝殿 一般 500円 大学・高校生 300円 中・小学生 200円
     萬葉植物園 大人 500円 小人 250円
            (※各団体割引あり。)
参拝時間 3月~10月 6:30~17:30 11月~2月 7:00~17:00
     (※国宝殿、萬葉植物園等、一部時間帯が異なる施設あり)
社務所受付時間 3月~10月 6:30~17:30 11月~2月 7:00~15:00
初穂料 300円
公式ホームページ 春日大社 (kasugataisha.or.jp)
本日のおすすめ商品(奈良春日大社ゆかりの酒蔵春鹿の究極のにごり酒 春鹿 純米吟醸 活性にごり生酒「しろみき」720mi)
春鹿 純米吟醸 活性にごり生酒「しろみき」 720ml[奈良県](クール便扱い)

現在も年に1度、3月13日の春日祭に合わせ、春日大社内の酒殿で御神酒「白貴(しろき)」の出張仕込みをしている「春鹿」こと今西清兵衛商店。

その春鹿から、限定発売となる純米吟醸活性タイプのにごり酒「純米吟醸しろみき」です。

にごり酒特有のクリーミーな味わいを保ちながら、活性生酒らしい新鮮で爽やかな感触も楽しめるお酒で、秋の夜を味わい深いものに。(·∀·)b

ABOUT ME
kimikan
55才のおじさんです。 体調を崩して、今年1月末に退職し、現在無職の日々を過ごしています。 せっかくの機会を活かし、新たに始めた関西近郊の御朱印収集を中心に、愛するペットや友人の子育て日記、グルメネタ等について日々綴っていこうとブログを開設しました。 拙い文章ですが、どうぞよろしくお付き合いください。

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