Contents
松原神社(松原天満宮)へ
続いての目的地は、津門神社が元々鎮座されていた場所近辺とされる松原天満宮。
私の中では、「松原天満宮」という印象ですが、正式には「松原神社」の様です。
しかし、神社で頂戴した「略記」には「松原天神」と書かれているという…。
正面石鳥居
車で10分とかからず到着した松原天満宮の正面石鳥居です。
やはり、鳥居に掲げられた扁額も、
鳥居の脇にあった社号標も「松原天満宮」となっていました。
どうやら、法人名が「松原神社」の様です。
創建
津門神社が以前はこの近隣にあったとのことで被る部分がありますが、菅原道真公が大宰府に左遷される際に、当時風光絶景であったこの地を愛でられ、仮泊された縁で、後世のこの土地の人々が祠を建てて祀ったのが始まりとされています。
ところで、津門神社は1754年に現在地に移転したとのことなので、創建時にはまだ津門神社はこの近隣にあったはずですが、津門神社に祀らず別に祠を建てたというのは、実際に仮泊された場所ということでしょうか?
ということで、現在でも津門神社には菅原道真公は摂末社としても祀られておりません。
拝殿と主祭神
拝殿の様子です。
主祭神は、菅原道真公と天照大御神の二柱。
天照大御神はいつから祀られたのか定かではありませんが、「天津神」ということで「天神様」つながりでしょうか??
本殿の様子です。
境内社
皇太神宮社
伊勢神宮の天照皇大神を御祭神とする皇太神宮社。
ゑびす福神社
ゑびす様で一杯のゑびす福神社。
白太夫社
大宰府まで菅原道真公に随行した渡会春彦を祀る白太夫社。
火之御子社
火雷大神を祀る火之御子社。
鎮宅霊符社
鎮宅霊符神は、古史によると「此の霊神を浄室に奉安して礼拝すれば、火難及び一切の災難を逃れ、福寿を延長し、子孫栄える」とあるそうですが、ココでは古札納付所となっていました。
福部神社
菅原道真公の舎人であった十川能福を祀る福部神社。
松神社
菅原道真公の師であった島田忠臣を祀る松神社。
緑の大榎
夫婦和合の御神徳があるという緑の大榎。
しかし、背後に周ると大榎は枯れてしまった様です。
また、新たな若木が植えられている様なので、いつの日か大木に育つのを待ちましょう。
その他境内
歌塚
またまた新たな塚シリーズで「歌塚」を発見しました。
ここで一曲披露すれば、葬っていただけるのでしょうか??(·∀·)
真面目に言うと、昔、境内の東北に「詠の梅林」と呼ばれる梅林があり、玉栄社中を中心とした多くの文人墨客を始めとする諸人が早春憩いの場として賑わっていましたが、大正末期に絶えてしまったそうです。
歌塚は、1905年に玉栄社中が創立十周年を記念し、建立した碑ですが、現在、境内に梅林の復興計画が進んでいるそうです。
筆塚
筆塚は何度も見てきましたが、ここまでグッサグサに筆が刺さったのは見たことないです。
夫婦久寿
コチラも夫婦和合の御神徳があるクスノキの御神木です。
老松の碑
かつてこの地にあった巨松は、高々と聳え、遠くからでも望見されたと伝わりますが、1922年に樹齢450余年にて枯死してしまったそうで、現在は石碑が残されています。
喜多向稲荷神社
道路を挟んで、境内南側に鎮座される喜多向稲荷神社。
菅公舊蹟
境内入口には、菅公舊蹟と書かれた石碑が置かれています。
拝殿と主祭神
拝殿の様子です。
御祭神は織姫大明神(染色織物・呉服洋服の神)・光玉大明神(産業発展の神)・宇賀之魂(稲荷神)の三柱で、ココにも織姫伝説が残されています。
染殿池
現在は空池ですが、漢織媛・呉織媛が、婿の港に上陸した際、この辺りの松原で休息し、傍らにあった松の木に身を寄せて故郷を偲んだと伝えられ、「漢織呉織の松」と呼ばれてきました。
彼女たちは、その松の近くの池で糸を染め、布を織ったことから、池は「染殿池」と呼ばれる様になったと言われ、史蹟としてその姿を現在に伝えています。
御朱印
コチラの社務所で、
直筆の御朱印を頂戴しました。
松原神社(松原天満宮) 情報 by 関西御朱印 ブログ
兵庫県西宮市松原町2-26
TEL: 0798-33-2143
無休
参拝料 無料
参拝時間 24時間可能
社務所受付時間 インターホン形式(※常識ある時間内で)
初穂料 300円
公式ホームページ 松原神社|兵庫県神社庁 神社検索 (hyogo-jinjacho.com)
(兵庫県神社庁)
本日のおすすめ商品(受験 合格祈願 グッズ 招き猫 学業 置物 【彩絵合格祈願招き猫(6種)】)
(2023/10/02 09:33:20時点 楽天市場調べ-詳細)
これから受験という方も多いと思いますので、菅原道真公の受験合格祈念グッズです。
カワイイ招き猫の御守りで、目指せ!受験合格!