南森町周辺から帰りにJR京橋駅目指してブラブラと歩くと途中にある大川を渡ります。
ここで、北に行くと淀川神社、真っすぐ行くと都島神社、南に行くと櫻宮…。
究極(でもない)の三択を迫られる中、隣の河川敷公園に野球場があるという理由だけで南下して櫻宮を目指しました。
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櫻宮へ
ところで、淀川神社・都島神社については、既にこのブログに掲載済みなのに、最初に参拝した櫻宮が最後になってしまいました。
JR桜ノ宮駅周辺と言えば、💛ホテル街が乱立しているので、そもそもあまり歩いたことが無いという新鮮感にも後押しされての参拝です。
たぶん、仕事で近くのホテルニューオークラに行って以来2度目。
今回は、徒歩だったので、JR桜ノ宮駅を利用したのは1回だけだと思います。
まあ、野球はやってなかったんで、すんなりと北側入口にたどり着きました。
創建
幾度となく洪水の被害で社殿や社伝等の記録は流されてしまい、創建は不詳ですが、口伝によると、元々は東成郡野田村の氏神でとして祀られたのが始まりとされています。
東成郡野田村は、現在の都島区東野田町付近にあった村でJR環状線の京橋駅近くにあたりますが、1620年の大和川の洪水により社殿が流され、駅一つ分流されて現在のJR環状線桜ノ宮駅周辺に漂着し、そのままその地に祀られることとなりました。
しかし、その後も1666年、1674年と二度の洪水被害に遭い、低地であったため社殿には適さないとして、大阪城代の許しを得て、現在の地に遷座されています。
野田村にあった頃から大阪城の守護社として、豊臣氏・徳川氏の崇敬を受け、たびたび祈願供御の儀式が行われていたとされています。
尚、社名は創建時にあった地名が桜の馬場であったことから、「桜の宮」と称されました。
後に地名の桜が樹木の桜にすり替わり、淀川に面した境内には数百株の桜が植えられ、現在でも「造幣局の朝桜、櫻宮の夕涼み」と呼ばれ、毛馬桜ノ宮公園の一角として大阪市内でもトップクラスの花見スポットとして人気を集めています。
拝殿と主祭神
二の鳥居の奥の拝殿の様子です。
祀られる主祭神は、天照大神・八幡大神・仁徳天皇で、御神徳は、開運招福、良縁・縁結び、厄災除け。
賽銭箱に刻まれた櫻の神紋が素敵です。
本当はもっと近づいて、アップで撮れば良かったのですが、御覧の様に何やら鳥居の修繕(?)中で、ジャージ姿のオッちゃんがウロウロしていたので撮りづらかった…。(·∀·)
境内社
祖霊社・八柱神社
祖霊社と八柱神社(目神八幡大神、恵比須大神、菅原大神、玉津嶋大神、琴平大神、住吉大神、春日大神、八幡大神)です。
早馬稲荷神社
末社の早馬稲荷神社の様子です。
合祀記念碑
1907年以降、兎我野町の若宮八幡宮、鯰江町の新喜多神社、毛馬町の八幡大神宮、善源寺町の産土神社を合祀しており、合祀の記念碑が建てられています。
しかし、淀川神社のページで述べましたが、毛馬町の八幡大神宮に関しては、戦後に淀川神社に遷座されています。
淀川神社については、コチラもページをご参照ください。
淀川神社 大阪市都島区毛馬町に鎮座される小さな神社は与謝蕪村縁の神社|関西御朱印 ブログ (kimikan.com)
淀川大洪水記念碑
字が全く読み取れないのですが、たぶん1885年の淀川大洪水の記念碑と思われます。
手水舎
古き良き時代の雰囲気を漂わせる手水舎です。
正面石鳥居と参道
参拝後、参道を歩いて境外まで行き、南側の正門石鳥居を撮影させていただきました。
途中で一般道を横切るくらい長い参道が続いています。
御朱印
さて、御朱印をいただこうと社務所を覗いていたら、「はい。何でしょう?」と声をかけてくれたのは、まさかのジャージ姿のオッちゃん…。
わざわざ、ジャージの上に神職の衣装を羽織って直筆で御朱印をくださいました。
上だけなんで、下はジャージのままでしたけど。(·∀·)
添えていただいた櫻の栞が素敵だったので一緒に。
櫻宮 情報 by 関西御朱印 ブログ
大阪市都島区中野町1-12-32
TEL:06-6351-6607
無休
参拝料 無料
参拝時間 24時間可能
社務所受付時間 9:00~17:00
初穂料 500円
公式ホームページ 大阪府神社庁のホームページ (osaka-jinjacho.jp)
(大阪府神社庁)
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数週間前にCSの日本映画専門チャンネルで放送された「キングダム」を録画して、昨日観たら面白かったので、原作を読んでみようと大人買いを企んだら40000円もした…。(·∀·)
しかし、山の神は美しい…。(·∀·)b