関西御朱印 ブログ
今年から始めた御朱印収集巡りを紹介していきます。たまに閑話休題でペットやグルメ、友人夫婦の子育て日記などについても書き込ますので併せてお楽しみください。
大阪市 北区

歯神社 綱敷天神社を参拝する前に飛地末社二社を優先したらエライ歩くハメに

太融寺の次は、綱敷天神社に向かうつもりで下調べしておいたんですが、中途半端な下調べのおかげで、エライ歩き回りました…。

まず、飛地末社である歯神社、綱敷天神社御旅所を参拝して本社をと思ったのですが、本社の位置は、太融寺から東に僅かに行ったところで、歯神社、綱敷天神社御旅所は、阪急梅田駅周辺の茶屋町あたりということで、わざわざ逆戻りして、もう一度太融寺を越えて東に進むことになった次第で、その上更に予想外の事態に襲われます。

教訓:下調べは中途半端にしては意味がありませんな。(·∀·)

一応、参拝した順番に書き進めてまいります。

歯神社へ

歯神社は、梅田の中心地と言える、赤い観覧車で有名な「HEP FIVE」の裏手、ユニクロビルのお隣に鎮座されています。

歯神社

と言っても、この写真が全貌なんですけど。(·∀·)

創建と歴史

創建は不詳ですが、元々は「稲荷社」として農耕の神様として祀られていた様です。

しかし、江戸時代中期に歯神社の北を流れる淀川(現在の新淀川)が、度々氾濫し、当時は農地であったこの地に甚大な被害を与えました。

中でも数度目の氾濫はかなり大規模なもので、梅田一帯が水没する恐れのあるものだったそうですが、歯神社の御神体である巨岩が水の勢いを止めたことで、被害を最小限にとどめることができ、以来、「歯止めの神」として「歯神社」の名称で呼ばれる様になりました。

ところで、御神体とされるっ巨岩はいずこに?と思ったのですが、見当たらず、現在も歯神社の御神体として、地中深くに鎮まられているそうです。

明治の初期になると、地元の人間だけでお祀りしてきた歯神社を正式に神社としてお祀りしたいとの声が高まり、綱敷天神社に依頼があり、以降、綱敷天神社の飛地末社として祀られる様になりました。

そして、いつの頃からか「歯神社」という名前から「歯の神様」として崇められる様になり、現在では「歯の神様」として「歯ブラシ感謝祭」というお祭りを執り行う等、地元の人々の間では「ハガミさん」と親しみを込めた愛称で呼ばれています。

尚、社殿は大阪大空襲の戦火も歯止めしてくぐり抜けた貴重な建物で、少なくとも昭和以前の物だったそうですが、2000年に放火に遭い、前部が全焼する厄災に見舞われました。

しかし、地元民を中心とする崇敬者の方々より一日も早い復興を願う声が上がり、社殿復興の篤志を募ったところ、多くの方々の奉納があり、神社建築においても老舗と言われる竹中工務店に復旧工事を委託。

焼けていない木材はそのままで、焼けた部分だけを新しくする難作業にも関わらず、翌年には新社殿が完成し、本社に一時的に移設していた御祭神を改めて歯神社に戻す正鎮座祭を斎行し、翌年5月に見事復興を果たしています。

さすが、世界の竹中工務店!(·∀·)b

主祭神

主祭神は、元々の稲荷社の頃からの宇賀御魂神に変わりありませんが、歯神社と呼ばれる様になって、歯神大神という別称がつけられています。

近年では、その商売繁盛と歯止めの御神徳の双方にあやかり、景気低迷の歯止めとしての信仰が深くなるとともに、歯痛に悩む方や歯科医の方からも篤い信仰を受けています。

なで石

この「なで石」は、石をなでて歯の痛いところにあてると痛みが無くなると言われているもので、私もナデナデさせていただきました。

しかし、現在、歯の痛いところは無いので、手の持っていき場にちょっと困った…。(·∀·)

御朱印

そして、この後に参拝した綱敷天神社御旅社で、御朱印は本社含め、御旅社のみで拝受可能、しかも土日祝午後限定であることが判明…。

ということで、日曜日に改めて御旅社を参拝して、直筆の御朱印を頂戴しました。

歯神社 情報 by 関西御朱印 ブログ

大阪市北区角田町2-8

TEL:06-6371-1586(※綱敷天神社御旅社)

無休
参拝料 無料
参拝時間 24時間可能
社務所受付時間 網敷天神社御旅社 土日祝 13:00~17:00
※12/15~1/中旬頃、6/25~7/15頃は社務多忙により御朱印の配布無し 及び 社務により休日・不在の場合有)
初穂料 300円(綱敷天神社御旅社にて)
公式ホームページ https://www.tunashiki.com (※綱敷天神社)
本日のおすすめ品(エシレバター使用 フィナンシェ 8個入×1箱 vie Oji(プレーン・和紅茶&日向夏味 各4個入))

久しぶりに梅田の阪急百貨店に出店しているエシレさんの商品検索をしたら、エシレバター使用フィナンシェが追加されていました。(·∀·)b

宮崎県産の和紅茶、日向夏とコラボレートした優しいフィナンシェは、和紅茶の茶葉を粉砕し、日向夏の果肉・果汁・皮を加えたもの。

宮崎の自然の恵みがふんわり口の中に広がり、夏の疲れを癒やしてくれますよ!

ABOUT ME
kimikan
55才のおじさんです。 体調を崩して、今年1月末に退職し、現在無職の日々を過ごしています。 せっかくの機会を活かし、新たに始めた関西近郊の御朱印収集を中心に、愛するペットや友人の子育て日記、グルメネタ等について日々綴っていこうとブログを開設しました。 拙い文章ですが、どうぞよろしくお付き合いください。

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