河内國魂神社へ
予定外の六甲山ドライブで既に16:00近くになってしまいましたが、次の目的地である河内國魂神社をカーナビにセットすると、西方にわずか2.5kmほどの距離。
ちょっと大通りからは入った場所にあるのですが、迷うことなく到着できました。(·∀·)b
しかし、来る前から思っていたのですが、ココは「摂津国」なのに、なぜ「河内国」なのか疑問を解明する参拝です。
正面石鳥居
一旦、大通りまで引き返して、車で潜った石鳥居を撮影しました。
裏に2001年10月再建とあったので、阪神淡路大震災で倒壊したそうです。
参道の途中に大きな松がありましたが、境内に「菅公手植えの松」があったそうですが、見てないなぁ…。(現在は枯れ木で根元だけになっていますが。)
創建
創建年代は不詳ですが、伊勢神宮の創建(紀元前3年)と同時期に創建されたと伝えられ、「延喜式神祇部」に所載の神社として、少なくとも千数百年前に既に由緒ある神社として崇敬されていたと思われます。
摂津・河内問題(?)に関しますと、この辺りは摂津国造凡河内氏の勢力範囲で、その祖神を祀ったのではないかという説もありますが、実際には凡河内氏の祖神とされる天津彦根命・天御影命は祀られておらず、凡河内氏がこの地に進出する前に、早くからこの地に居住していた出雲系氏族の国土神を奉斎したものと思われます。
尚、901年には菅原道真公が大宰府に左遷されるに際し、この地にて密かに下向してきた師父尊意僧正(延暦寺第十三代座主)と別れを惜しんだとされ、その応対に感銘を受けた村人たちが、菅原道真公没後に御霊を勧請合祀し、旧地名の「胡麻生」に因み「五毛天満宮」や「五毛天神」と称される様になりました。
しかし、享保年間(1716年~1736年)に、地史編纂にあたっていた並川誠所が五毛天神を式内社に比定し、1736年に地元の庄屋が大坂町奉行所に呼び出され、無理やり現社号に改名する様、押し付けられたそうです。(ナゾは殆ど解明できませんでした。)
拝殿と主祭神
拝殿の様子です。
主祭神は、大己貴命・少彦名命・菅原道真公の三柱。
ところで、アップで撮影知るのを忘れてしまったのですが、狛犬さんは1932年に建立された年代物です。
拝殿に掲げられた扁額です。
皇紀2600年とは、西暦1940年(昭和15年)のことで、日中戦争下で国民の生活が苦しくなる中、橿原神宮・神武天皇陵の整備等の祭事も挙行されました。
拝殿内の様子です。
本殿は、木枠の隙間からチラ見できるだけでした。
境内社
厳島大神社・箕岡大神社
市杵島姫命を祀る厳島大神社と伊弉冊命を祀る箕岡大神社は相殿になっており、明治の終わり頃に河内國魂神社に合祀されたものです。
荒川稲荷神社
荒川稲荷大明神を祀る荒川稲荷神社。
シンプルなお社です。
なぜか拝殿前の狛犬を撮影し忘れていたので、コチラの稲荷社の狛狐(阿形さん)です。
その他境内
手水舎
珍しい唐獅子型の手水舎です。
青銅製の唐獅子は1968年に奉納されたものなのですが…
アップにしてみると、鼻から水が出ている様にしか見えないのですが…。(·∀·)
神馬
小さな神社ですが、
神馬が二頭向かい合って並んでいました。
往時の威厳ぶりを感じさせられます。
絵馬殿
境内に入ってすぐ右側に絵馬殿がありましたが、現在は使用されていない様子です。
遙拝所
今度こそはの遙拝所です。
コチラは、たぶん東の方向を向いているので伊勢神宮ですね。
ちなみに、塀の向こうに見える壁は隣接する曹洞宗の寺院である海蔵寺で、かつては「五毛天満宮」の神宮寺であった寺院です。
旧社号標
境内にポツンと残された「五毛天満宮」の社号標です。
神牛
菅原道真公が祀られているので、神牛さんもいらっしゃいました。
御朱印
コチラの授与所で、
直筆の御朱印を頂戴しました。
河内国魂神社 情報 by 関西御朱印 ブログ
兵庫県神戸市灘区国玉通3-6-5
TEL: 078-861-0587
無休
参拝料 無料
参拝時間 24時間可能
社務所受付時間 インターホン形式(※常識ある時間内で)
初穂料 300円
公式ホームページ 河内國魂神社|兵庫県神社庁 神社検索 (hyogo-jinjacho.com)
(兵庫県神社庁)
本日のおすすめ商品(【春華堂公式】 うなぎパイ ミニアニバーサリー)
(2023/10/02 11:25:27時点 楽天市場調べ-詳細)
JAF Mateに掲載されていたJAF会員が選んだご当地おみやげ第9位!
静岡県 春華堂 うなぎパイ(ミニサイズ)
パイにうなぎエキスが盛り込まれている静岡の顔です!