関西御朱印 ブログ
今年から始めた御朱印収集巡りを紹介していきます。たまに閑話休題でペットやグルメ、友人夫婦の子育て日記などについても書き込ますので併せてお楽しみください。
大阪市 浪速区

浪速寺 今宮戎神社近隣の寺院で、毘沙門天尊・不動明王に願掛けしました

大阪メトロ堺筋線恵美須町駅から今宮戎神社に向かう途中で偶然見つけた寺院なんですが、ちょうどお詣りされている方もいらっしゃったので、帰りに寄ってみることにしました。

浪速寺へ

恵美須町駅と今宮戎神社のちょうど中間くらいに位置するので、今宮戎神社から徒歩で2分ほど西方に向かったところにあった小さな寺院、浪速寺です。

鐘楼門

そーっと中を覗いてみると、どうやら無人の様子なので、安心して入ってみました。

相変わらず、こういう寺院は敷居が高いのです…。

ところで、この門は鐘楼門と言いまして、真ん中にぶら下がっている綱を引くと、梵鐘が鳴り、「お詣りさせていただきます」というご挨拶だそうです。

しかし、そんなことには気づきもせず、一礼だけして境内に入らせていただきました。

一願不動尊

鐘楼門から入ったすぐ右側に、

一願不動尊様がいらっしゃいます。

一つの願いを叶えてくださる不動尊様だそうで、お水をかけてお祈りをするイメージは見た感じから容易に推測できたので実行しました。

しかし、そこまでは正解ですが、正しくは「一願不動様、私の願いを成就円満せし給え」と一心にお願いするとともに、不動尊様のお名前「のうまくさんまんだ ばざら だん せんだ、まかろしゃだ そわたや うんからた かんまん」と3回もしくは7回唱えるのが、大正解だそうです。

いや、そんなお名前存じ上げませんがな。

すみませんが、近くに書いといてもらっていいですか?

ところで、一願成就の暁には、お礼を申し上げて別のお願いをするのはOKだそうなので、一願成就した際には、再訪させていただきます。

弘法大師

一方、鐘楼門から入ってすぐ左側には、

弘法大師様がいらっしゃる大師堂があります。

中までは覗きませんでしたが、諸国を遍歴修行されるお姿だそうです。

弘法大師は、空海上人としても知られますが、774年に四国の善通寺に生まれ、805年に入唐留学生として唐の長安に渡り、真言密教の奥義を授けられた他、美術工学・科学技術・医学等を学び、唐の文化を日本に持ち帰られました。

帰国後は、嵯峨天皇の信頼を得て、修繕の道場として高野山を開創された他、東寺の近くに種芸種智院という日本最初の私立大学を開校されたそうです。

日本の私立大学の祖であることは、初耳でした。

現在も多くの人々の篤い信仰を得ていられることは、有名ですね。

不動明王

護摩堂内に鎮座されている不動明王様です。

ガラス越しで写真ではわかりづらいですが、眼が爛々と輝き、右手には剣、左手には絹索を持ち、憤怒の表情をもって、心の内外の煩悩を断ち、正しい道へと導いてくださいます。

あ、ココには「のうまくさんまんだ…」のお名前が記されてますね。

毘沙門天尊

コチラが、浪速寺の御本尊として祀られる毘沙門天尊。

七福神の中の一神であり、全てのことを聞き洩らさない知恵者として、多聞天とも呼ばれています。

真っすぐな心で、自分だけのことではなく、世の中の生きとし生ける者全てのために、毘沙門天尊の真言をお唱えすることで、大きな福に恵まれ、願いが叶うそうです。

ちなみに、毘沙門天尊の真言とは、写真左にある「おん ぺい しらまんだや そわか」。

いや、だからALSOKの警備アピールする前に、それ書きましょうよ…。

毘沙門天尊と寅

ところで、毘沙門天尊と寅は大層ご縁が深いそうで、聖徳太子が信貴山で祈願した際、寅年、寅の日、寅の刻に毘沙門天尊が現れ、戦いに勝利することができました。

この由来から、「三寅の福」として、寅が三つ揃うとありがたい福を授かると言われており、今宮戎神社の十日戎に併せて、1月9~11日には浪速寺で福の寅が授与され、人気を集めているそうです。

仏足石

仏教の開祖である釈尊の足跡を刻した石碑です。

中央に記された紋様は法輪であり、その上に一頭三匹の魚、法輪の横に聖仙駄(聖仙達が使用するサンダル)、法輪の真下に光背、ブッダガヤを象徴する菩提樹、五本の指先には法螺貝が彫られています。

ちなみに、浪速寺の仏足石には、四国の庵治石が用いられているそうです。

釈尊の御苦労を偲ぶとともに、感謝と報恩の誠を捧げるものです。

びんづる尊者

お釈迦様のお弟子さんで撫で仏とされています。

愛宕大神

火難・火の守護神である愛宕大神がお祀りされています。

摂津国八十八ヶ所巡礼

浪速寺は、摂津国八十八ヶ所巡りの第二十二番札所となっています。

御朱印

社務所にはインターホンもありましたが、

田舎の道端の野菜直売所販売方式で書置きの御朱印がありましたので、そちらを頂戴しました。

浪速寺

大阪市浪速区恵美須西1-4-8

TEL:06-6631-4235

無休
拝観料 無料
拝観時間 7:00~17:00
寺務所受付時間 7:00~17:00(基本インターホン対応と思われます)
初穂料 300円(書置き御朱印)
公式ホームページ 浪速寺 – Wikipedia
(Wikipedia)
本日のおすすめ商品(鳴門千鳥本舗 淡路島産オニオンスープ)

忙しい時間でもお湯を注ぐだけで簡単にできるので朝食やお弁当のお供に最適です。

玉ねぎには、動脈硬化予防、疲労回復、ストレス解消等の効能があるので愛飲してます!

ABOUT ME
kimikan
55才のおじさんです。 体調を崩して、今年1月末に退職し、現在無職の日々を過ごしています。 せっかくの機会を活かし、新たに始めた関西近郊の御朱印収集を中心に、愛するペットや友人の子育て日記、グルメネタ等について日々綴っていこうとブログを開設しました。 拙い文章ですが、どうぞよろしくお付き合いください。

POSTED COMMENT

  1. ナッキー より:

    お名前じゃなくて真言ですぜ…。
    調べたら不動明王の真言だそうです!
    あんな所にそんなお寺があったとは…一願成就のお寺探してたんで、今度行ってみます!!

  2. kimikan より:

    これは失礼致しました。
    我が家は浄土真宗ゆえ無知でございました。
    それで、真言宗というんですな。

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