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清水寺へ
さて、今度こそはの清水寺です。
あることは知っていましたが、参拝するのは初めてとなります。
清水坂
まずは、先ほど下った天神坂の一本北に位置し、「天王寺七坂」の一つ、清水坂です。
正直、下った意味を問いたいところではありますが、やはり清水寺にお参りするには、この坂を上って(実際には石段を上りましたけど)が、正規のルートかと思われます。
坂を上りきると寺号標があり、その左手の参道を進みます。
参道
途中で、道なりに左手に折れると、大阪のシンボル通天閣が真正面に。
意外と遠い…。
そして、到着したのは墓地でした。(·∀·)
写真左手の境内図では、ココが山門とのことなのであしからず。
創建
創建については不詳ですが、1640年に延海阿闍梨が、観世音菩薩のお告げを受けて中興し、その際、京都の清水寺を模した舞台造りの本堂を建立し、京都の清水寺から聖徳太子作と伝わる十一面千手観世音菩薩を御本尊として迎えたことから、新清水寺とも呼ばれたと言われます。
この中興については、1615年に大坂夏の陣があり、この辺りも戦火に曝されたと思われるので荒廃した境内の整備ということだと思われます。
現在は、和宗総本山四天王寺の支院となっています。
清水の舞台
墓地の最奥に位置する大阪版「清水の舞台」です。(·∀·)b
建立時には北・西・南の三方が崖になっており、大坂の街や大阪湾を見渡す絶好の眺望の地であったそうですが、現在は西方の崖に位置し、隣接して存在した本堂も老朽化と地盤沈下により墓地となっています。
「清水の舞台」からの眺望ですが、どうしても通天閣を入れてしまいます。
ところで、開放的な眺望の「清水寺霊園」絶賛分譲中とのことです。(·∀·)b
平和の鐘
「清水の舞台」の南端に吊るされた梵鐘は「平和の鐘」と名付けられています。
柱で半分隠れましたが、雨で煙る中、後方にあべのハルカスが聳え立っています。
子育地蔵尊
墓地の南西端にいらっしゃる子育地蔵尊様。
言い伝えによると、昔、毎夜池の上に浮かび上がる霊木があり、赤子の泣き声が聞こえるため、ある人が不思議に思い、これこそ衆生を加護するために御出世された地蔵尊であるとし、霊木をもってお姿を刻み、ここに安置されたそうです。
…いや、このお地蔵様って、そもそも木像ではないのではありませんか??(·∀·)
と思ったら、実はその子育地蔵尊様は仮地蔵堂に安置されている様です。
仮本堂と御本尊
子育て地蔵尊の奥の石段を下りて、仮本堂に向かいます。
歴史のありそうな建物の1階が納経所で、2階が仮本堂になっています。
せっかくなので、納経所のおばちゃんにお声がけして仮本堂に上がらせていただきました。
2階に上げさせていただくと、和室が仮本堂となっていました。
御本尊である十一面千手観世音菩薩、脇仏として阿弥陀如来像、勢至菩薩像が安置されています。
確信はありませんが、右手にいらっしゃるのが風天尊様でしょうか??
風天尊は、仏法守護十二天の一つに数えられる仏天で、衆生済度を目的とし、とりわけ風気を司る御誓願をお持ちのため、悪気魔風を退散させ、衆生の身体に障りのない様、加護していただけることから、一般の家庭の風邪除け、風邪に罹患した人々の風気を払っていただけると信仰を集めています。
納骨堂
2階廊下の突き当りは納骨堂になっていました。
何か、ぴったりのスペースに仏様が安置されていらっしゃいますね。
しかし、仮本堂とありますが、本堂を建替えている気配も無いし、そんなスペースがどこにあるのでしょうか??
玉出の滝
玉出の滝は、四天王寺金堂の御本尊下にあると言われる青龍池から流れ出る白石玉出の霊水が約300m地下を通って、滝としてこの地に流れ出ているものと言われ、大阪市内唯一の天然の滝とされています。
現在も滝行を行う方が多いそうで、実はこの日も滝行をされている御老人がいらっしゃり、少し上がられたところで、1枚だけ撮影させていただきました。
写真ではわかりづらいですが、滝奥の岩窟には、不動明王や八大竜王神が祀られています。
御朱印
仮本堂1階の納経所で、
新西国三十三所霊場客番の御朱印を頂戴しました。(·∀·)b

清水寺(大阪) 情報 by 関西御朱印 ブログ
大阪市天王寺区伶人町5-8
TEL:06-6779-9559
無休
拝観料 無料
拝観時間 9:00~16:00
納経所受付時間 9:00~16:00
初穂料 300円
公式ホームページ 客番札所 有栖山 清水寺 / 新西国霊場-新しい巡礼の旅 (shin-saigoku.jp) (新西国三十三所霊場)
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…って、祐一来ないの??