関西御朱印 ブログ
今年から始めた御朱印収集巡りを紹介していきます。たまに閑話休題でペットやグルメ、友人夫婦の子育て日記などについても書き込ますので併せてお楽しみください。
和歌山県 田辺市

熊野本宮大社 一泊二日熊野三山・青岸渡寺 世界遺産の地を巡礼してきました!

熊野本宮大社へ

前日16:30にJR紀伊勝浦駅に到着し、温泉♨に浸かって一泊。

翌朝9:10発のホテルの送迎バスに送っていただき、JR紀伊勝浦駅に戻ると、前日に予約しておいたレンタカーを借りに、駅北側のトヨタレンタカーに徒歩で5分ほど。

本日の相棒AQUAくんとともに、熊野三山をまずは遠くから攻めるべく熊野本宮大社を目指しました。

正面石鳥居

車を走らせること、1時間ちょっとで、無事に熊野本宮大社に到着しました。

全国4,700社以上ある熊野神社の総本宮としては、いささか質素な感じは否めません。

しかし、それには後述の創建で述べる様な理由があります。

石鳥居手前の狛犬(阿形さん)のマスクが八咫烏のロゴ入りで超カッコイイ!

授与所で販売していたので、マジで買おうかと悩みました。(·∀·)

石鳥居には、「熊野大権現」の扁額が掲げられていました。

参道

石鳥居を潜り、左右に「熊野大権現」の幟がはためく参道を進みます。

本殿に続く石段は158段です。

祓戸大神

石段の途中、左手に祓戸大神が祀られているので、まずはお祓い。

手水舎

続いて、手水舎で手口を清めて本殿に向かいます。

手水舎にも八咫烏がいらっしゃいます。

旧社号標

「熊野坐神社(くまのにいますじんじゃ)」と彫られた旧社号標も見かけました。

創建

詳しい創建年代は不詳ですが、後に紀元前660年2月11日(建国記念日の由来)に初代天皇に即位された神武天皇が東征出発以前には「熊野坐神社(くまのにいますじんじゃ)」として、現在の旧社地である大斎原に鎮座されていたと考えられています。

社伝によると、後の紀元前33年に社殿が作られたとされ、奈良時代から仏教を取入れ、平安時代以降には仏化により「熊野権現」と称し、神々に仏名を配し、上社・中社・下社の三社から成った熊野本宮大社は「熊野三所権現」と呼ばれるとともに、十二殿に御祭神が祀られていることから「熊野十二社権現」としても仰がれました。

平安時代には、宇多法皇を始めとする歴代法皇・上皇・女院の熊野御行は百余度に及び、南北朝時代・室町時代には、皇族や貴族等の上流階級に代わり、武士や庶民の間に熊野信仰が広がり、大勢の人々が競って参詣する様子は「蟻の熊野詣」とまで称されます。

しかし、1889年の熊野川の氾濫による大水害を受けて、社殿の内、中社・下社は流され、上四社のみが現在地に祀られ、他八社は石祠として旧社地に祀られています。

本殿域

神門

石段を上りきった正面に見える神門を潜ると中門と本殿が並んでいます。

ところで、左の看板に書かれているのは、「神門の先は記念撮影等はOKですがSNS等へのアップはご遠慮ください」という旨の内容が書かれており、写真ではご紹介できません。

ということで、大変恐縮ですが、文字のみでのご紹介となりますが、四社は左から

第一殿 西御前(結宮) 夫須美大神(伊邪那美大神) 1802年建立

第二殿 中御前(速玉宮) 速玉大神(伊邪那岐大神) 1802年建立

第三殿 証誠殿(本宮) 家津御子大神(素戔嗚尊) 1810年建立

第四殿 東御前(若宮) 天照大神 1802年建立

が並んでおり、第一~第三殿をもって「三所権現」と称され、四殿全てが国指定重要文化財となっています。

また、右端に境内社である満山社(縁結び・祓いの神)が鎮座されています。

拝殿

コレは神門の外にあったのですが、拝殿で四社まとめて参拝可能ということでしょうか??

「力」

熊野本宮大社の来年の漢字は既に決まっていて「力」だそうです。(·∀·)b

八咫烏ポスト

社務所の前、はがきの木である多羅葉の木の下にある八咫烏ポストは普通のポストとして旅の便り等を投函して配達してもらうことができます。

熊野の手漉き和紙でできた葉書やはがきとして使用できる絵馬、熊野本宮大社のポストカードや切手が授与所で販売されており、社務所でお願いすると「出発の地より心をこめて 熊野本宮」というスタンプを押印していただけるそうです。

ところで、多羅葉の葉も120円切手を貼れば葉書として使用できるそうですが、ココで葉っぱを千切ると多分怒られますので、止めた方が良いかと思います。(·∀·)

宝物殿

多数の重要文化財が展示されているという宝物殿は、残念ながら休館中。

大斎原

正面石鳥居から熊野本宮大社を後にし、

細い路地を徒歩で5分ほど進むと、

田んぼの中に聳え立つ2000年に完成した高さ33.9m、横42mの日本一の大鳥居が見えてきて、ココの奥が旧社地である大斎原となります。

鳥居の近景です。

上部に八咫烏が刻まれているなと思ったら、

すぐ近くにもいらっしゃいました。

奥の石祠は撮影禁止なので、遠景だけ撮影しましたが、靄がかかって神域感がスゴイです。

ちなみに、西の祠に中四社(忍穂耳命・瓊々杵尊・彦穂々出見尊・鵜葦屋葦不合命)及び下四社(軻遇突智命・埴山姫命・弥都波能売命・稚産霊命)、東の祠に摂末社が祀られています。

御朱印

コチラの授与所で、

神社用の御朱印帳を新調し、

「熊野本宮」の直筆御朱印と

正遷座130年記念御朱印(紙渡し)を頂戴しました。(·∀·)b

熊野本宮大社 情報 by 関西御朱印 ブログ

和歌山県田辺市本宮町本宮

TEL:0735-42-0009

無休
参拝料 無料(宝物殿 大人 300円 小人 100円 ※団体割引有り)
参拝時間 8:00~17:00
社務所受付時間 8:00~16:30
初穂料 300円(※特別御朱印 500円)
公式ホームページ 熊野本宮大社 (hongutaisha.jp)
本日のおすすめ商品(【PETER STONE】八咫烏(やたがらす) 五芒星 スターリングシルバー ペンダントトップ)

導きの神:八咫烏をモチーフとした高品質シルバーペンダンㇳです。

御守りとしてもファッションとしても素敵な逸品だと思います!

ABOUT ME
kimikan
55才のおじさんです。 体調を崩して、今年1月末に退職し、現在無職の日々を過ごしています。 せっかくの機会を活かし、新たに始めた関西近郊の御朱印収集を中心に、愛するペットや友人の子育て日記、グルメネタ等について日々綴っていこうとブログを開設しました。 拙い文章ですが、どうぞよろしくお付き合いください。

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