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片山神社へ
垂水神社の次も土地勘を活かして、片山神社に向かうことをすぐに決めました。
ここは、かつての通勤時に毎朝、前を車で通っていたことがあるので、駐車場の入口さえ間違わなければ大丈夫。
しかし、そんな心配もなく、参道の手前を左折することで、無事に境内に駐車できました。
改めて、参道を逆行する形で正面入り口に。
正面鳥居と参道
コレは鳥居になるのでしょうか?
何ともド派手なものですが、
裏側を見ると、道路を挟んだ向かいのアサヒビールさん寄進のものでした。
この鳥居を潜ると、
結構長い参道が続き、
境内は、更に丘の上にあるので、車の喧騒とは別世界に入ることができます。
ところで、吹田市片山町と言えば、中日ドラゴンズの元エース吉見一起投手が育った地(生まれは京都府福知山市)ということで、実家があるのでしょうが、近隣の片山公園で自主トレを行う姿がよく報道されていました。
しかし、正確には片山神社は出口町にあるという…。
手水舎
センサー式の手水舎は稼働中でしたが、桃?
創建
大和時代から平安時代にかけて、現在の片山から千里に至る一帯は丘陵地であり、良質の粘土が大量に出土していたことから、この地に住む人々は、窯焼きの手法を用いて食器や瓦を作り生計を立てていたそうです。
窯焼きは大陸から入って来た文化で、大和朝廷が誕生した西暦300年頃から食器類や屋根瓦の需要が高まり、特にこの地で生産される物は質の良さから需要が高かったそうです。
平安京に遷都された西暦800年頃には、屋根瓦の需要も最高に達し、活気溢れる産業地として栄えましたが、平安時代以降はその産業も衰退を迎え、農耕地へと変貌を遂げます。
実際に、この周辺で50基余りの「登窯」と呼ばれる窯が発掘されています。
神社の創建は不詳ですが、当時、焼き物を生業としていた人々が、陶芸の祖神であり、方除け・災難除け・火防の守護神とされる素盞烏尊を祀り、信仰していたことが片山神社の創始と考えられています。
拝殿と御祭神
拝殿の様子です。
祀られている主祭神は、素盞烏尊。
江坂神社同様、片山神社でも扁額には「素盞烏尊」と「烏」表記でした。
この地域には、「烏」で根付いているのでしょうか。
拝殿内の様子です。
相殿の神として、天照皇大御神と住吉三大神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)が祀られています。
御神徳は、厄除開運・方位除け・火防・商売繁盛です。
拝殿奥の本殿の様子です。
拝殿前の狛犬(阿形さん)です。
祈願桃
拝殿前にある祈願桃。
しかし、なぜ、コッチから撮り、コッチから祈願したのか我ながら意味不明なんですけど…。
とりあえず、祈願は自分の干支の方角からやり直しました。
ところで、手水舎にもありましたが、片山神社のシンボルマークとも言える桃。
桃は、災難を振り払い、福に転じさせる果実と言われ、伊邪那岐命が桃の実の精霊によって危難を逃れ、片山神社の主祭神である素盞烏尊を誕生させたことに由来するそうです。
祈願絵馬も、桃型です。
境内社
豊川稲荷大明神を祀る豊川稲荷神社と十二支稲荷大明神を祀る干支稲荷神社。
干支稲荷って初めて聞く感じでしたが、
内部はこんな感じで、宇迦御魂神を豊川稲荷大明神として中央に祀り、各干支稲荷大明神が周囲に祀られています。
私の干支「未歳稲荷大明神」は、左の最奥にいらっしゃいましたので、しっかり祈願させていただきました。
みなさんで、商売繁盛、衣食住の御神徳をお持ちです。
神産巣日神を祀る結び社。
火之加具土大神を祀る愛宕社。
創建の由来から、ずっと「火」を大切にされてきたことが感じられます。
その他境内
境内北側の朱鳥居です。
御神輿が納められていそうな祭器庫。
駐車場の出入り口付近には遙拝所もありました。
御朱印
コチラの社務所で、
この日初めての直筆御朱印を頂戴しました。
片山神社 情報
大阪府吹田市出口町3-3
TEL:06-6388-4070
無休
参拝料 無料
参拝時間 24時間可能
社務所受付時間 9:00~16:00
初穂料 300円
公式ホームページ 吹田市 片山神社 方除け・厄払い・災難避け (katayama-jinja.jp)
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