福應神社へ
続いての目的地は、福應神社です。
阪急電鉄・阪神電鉄今津駅からほど近い場所に鎮座されているので、メチャクチャ久しぶりに今津駅の横を通ったのですが、すっかり高架化されていました。
調べてみると、2001年に阪急・阪神共に高架化された様で、子供の頃に大好きだった阪急今津駅到着直前の直角に近いカーブは姿を消し、お隣の阪神国道駅と直線で結ばれる様になったため、距離は700mしかなく視認できるほどだそうな。
しかし、現在はペデストリアンデッキで接続されている様ですが、甲子園球場でのナイター観戦後にラッシュを避けて、あえて今津駅を利用して阪急に乗り換えて帰ったとき、阪急・阪神のホームが背中合わせになっていた頃の、哀愁が懐かしい…。
そんなことを考えている内に、今回も近いので無事に到着しました。
正面石鳥居
福應神社もまた、閑静な住宅街の中に鎮座されていますが、平日でもチラホラと参拝客の方が入れ替わりに訪れていたので、地域に根付いた神社という印象です。
後からつけたのか、鳥居と少し離れた場所にカワイイ書体の社号標がありました。
創建
創建年代は不詳ですが、かつてこの今津の浦に神霊が降臨し、「この浦のすがすがしき地に吾を斎き祀れ。」との御神託があったので、浦人たちが浄地を選び、大和国三輪の里の古社から御神体を勧請して祀ったのが始まりとされています。
堀河天皇の時代1106年に、仁和寺覚行法親王により代院室の格に列せられ、以後代々の祈願所となりました。
文六年間(1592年~1596年)には、後陽成天皇の名代が参拝し、「福に應ずる宮」として「福應神社」の社号を賜り、皇室の深い崇敬を受けることとなります。
1940年には、起源二千六百年祭を記念して社殿の造営を行いますが、太平洋戦争で稲荷神社を残し全焼し、1951年に社殿を復興、1966年に名神高速道路建設に伴い、現在地に移転しています。
その後、1995年に阪神淡路大震災で被災、約3年の期間を経て復興を果たしました。
ところで、今尚福の神として篤く信仰されており、西宮神社・越木岩神社とともに「西宮三福神」と並び称されています。
拝殿と主祭神
拝殿の様子です。
主祭神は、八重事代主大神なので、えべっさんですね。
拝殿に掲げられた扁額です。
残念ながら、本殿のお姿は殆ど拝見することができませんでした。
拝殿前の狛犬(阿形さん)です。
拝殿前に掲げられていた干支絵馬ですが、さすが塗装屋さんの奉納だけあって色合いがキレイでした。
境内社
穴尾稲荷神社・白髭稲荷神社
鳥居を潜って奥に進むと、
お社は2つに分かれているのでしょうか??
金刀比羅神社・松尾神社
金刀比羅神社と松尾神社は同じお社に祀られている様です。
金刀比羅神社の御祭神の大物主神は海運の神ですが、松尾神社の御祭神の大山咋神は山の神で海山両方かとも思いましたが、松尾大社には海運の御神徳もお持ちの中津島姫命(市杵島姫命)も祀られているので、やはり元々海運が盛んであった地だけに、「海の神様」への信仰が深かったものと思われます。
その他境内
福地蔵尊
コチラは福地蔵尊様。
開扉されていたので、お姿も拝見することができました。
神輿楽車庫
秋の例祭では、舟形のだんじりが出て大賑わいだそうなので、普段はこの中に眠っているのでしょうか。
今津教育会館
隣接する今津教育会館は、境内から出入り可能ですが、福應神社とは無関係かな?
この日は、何かイベントがあった様で、境内を通って何人か中に入っていかれました。
手水鉢
ということで、手水鉢にもえびす様…と思ったら、コレ布袋様じゃね??
御朱印
コチラの授与所にお伺いしたのですが、残念ながらお留守の様で…
近づいてみたら、こういう仕組みになっておりました。
ということで、残り二枚となっておりましたが、
無事に書置きの御朱印を頂戴しました。(·∀·)b
ところで、完全に余談ではありますが、名神西宮インターと湾岸線を結ぶ計画が持ち上がっており、地元で物議を醸している様です。
福應神社の一角もかすめる計画の様なので、場合によっては遷座も有りうるのでしょうか?
地元のみなさんに愛されている感が溢れているので、できればこのままでと願います。
福應神社 情報 by 関西御朱印 ブログ
兵庫県西宮市今津大東町1-28
TEL: 0798-26-0769
無休
参拝料 無料
参拝時間 24時間可能
社務所受付時間 インターホン形式(※常識ある時間内で)
初穂料 500円
公式ホームページ 福應神社|兵庫県神社庁 神社検索 (hyogo-jinjacho.com)
(兵庫県神社庁)
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個人的にノーマルなサラダ味と思っていたのは昆布だったのか…。