関西御朱印 ブログ
今年から始めた御朱印収集巡りを紹介していきます。たまに閑話休題でペットやグルメ、友人夫婦の子育て日記などについても書き込ますので併せてお楽しみください。
大阪市 北区

綱敷天神社 そして最後に御本社様にまで再び徒歩20分ほどかけて参拝しました

綱敷天神社へ

結局、土日に出直して来ないと御朱印は頂戴できないということが判明しましたが、まだ時間があるので、再び太融寺方面に向けて、扇町筋を左折し、新御堂筋を左折という超安全ルートにより20分ほどで、綱敷天神社に辿り着きました。

新御堂筋側は裏口の様ですが、後光の挿す立派な社標が建っていました。(·∀·)b

西日とも言いますが。(·∀·)

正面石鳥居

グルッと周って飲み屋街の真ん中にある正面石鳥居です。

いや、酒屋さんのトラック…。(·∀·)

トラックに気を取られて随身門はじっくり見なかったですが、拡大して見ると絵の様です。

創建

太融寺の創建でも触れましたが、社伝によると、822年に嵯峨天皇が、太融寺に行幸され、御自身の念持仏である千手観音菩薩を下賜された際に、現在、綱敷天神社が鎮座する神山の地に頓宮を建て一泊されたとあります。

太融寺については、コチラのページをご参照ください。

太融寺 Vol.1 光源氏が建立し、淀殿が眠る歴史ロマンに溢れた寺院|関西御朱印 ブログ (kimikan.com)

ところで、奇しくもこの年に第十二皇子である光源氏のモデルと言われる源融公が誕生しているのですが、842年に嵯峨天皇が崩御されると、源融公が追悼の意を表し、太融寺に七堂伽藍を建立するとともに、嵯峨天皇の御神霊を慰めるために、太融寺行幸の際に頓宮を建てられたこの場所に、嵯峨天皇の御名「神野」をとって神野太神宮を創建され、嵯峨天皇の御廟社とされ、太融寺ともども皇室、殿上人の崇敬を集めます。

以降、綱敷天神社御旅社のページで述べた様に、菅原道真公を祀る梅塚天満宮と合祀し、喜多埜天神の社殿が建立されることとなります。

綱敷天神社御旅社については、コチラのページをご参照ください。

綱敷天神社御旅社 大阪梅田の中心街の繁栄と行きかう人々を静かに見守る神社|関西御朱印 ブログ (kimikan.com)

拝殿と主祭神

拝殿の様子です。

祀られている主祭神は、嵯峨天皇と菅原道真公ですが、嵯峨天皇を祀る神社は日本で唯一だそうです。

現在の社殿は、1945年の大阪大空襲で全焼後、1956年に再建されたもの。

尚、御神宝の「御影」と「御綱」は辛うじて、焼失を免れています。

本殿の様子です。

ところで、元々、本殿裏手にあった神山という小山は先述の大阪大空襲の際に砲弾が直撃し、吹き飛んでしまったそうですが、その神山の土が盛り土として使用されています。

拝殿前の狛犬(阿形さん)です。

1915年に建立された青銅製の物ですが、どういうわけか戦時中の鉄器類供出令を逃れ、戦時中も境内に置かれていました。

しかし、大阪大空襲の際に背後の一部の青銅が溶けたり、欠けたりしてしまったため、当時の粗末なコンクリートで修繕したため、一部色が変わっています。

気がつかず、写真は撮らなかったのですが、「戦災の狛犬」と呼ばれ、戦争の悲惨さを現代に伝える歴史の証人として鎮座されています。

境内社

喜多埜稲荷神社

本社は、菅原道真公の梅見の縁から綱敷天神社と称される様になりましたが、コチラには「喜多埜」の歴史が残されています。

御祭神は、宇迦之御魂大神で、社殿は1962年に再建されたものです。

尚、手前の石橋「萬載橋」の欄干は、江戸末期に造られた石橋の名残で、浪速八百八橋の遺構としては、現存する最古の物です。

白龍社

右に白龍大神、左に猿田彦神を祀る白龍社。

その他境内

神牛

もちろん、神牛さんもいらっしゃいます。

従軍記念碑

この石碑は、日清戦争への従軍兵士として北野村から出征した氏子の無事を祈念して建立されたものですが、太平洋戦争終結時に軍国時代の遺物として廃棄処分となる予定でした。

しかし、国家のために個を奉じて出征した人々の思いを偲び、崇敬者らの手により密かに境内の地中に埋められたそうです。

その後、国家として再び力を取り戻し、経済大国となった1977年に掘り起こされ、現在地に建て直されました。

社務所

社務所の様子ですが、コチラでは、神職の方がご家族の介護で多忙なため、全ての授与を休止中とのことです。

御朱印

網敷天神社御旅社にて、

直筆の御朱印を頂戴しました。(·∀·)b

綱敷天神社 情報 by 関西御朱印 ブログ

大阪市北区神山町9-11

TEL:06-6361-2887

無休
参拝料 無料
参拝時間 6:00~日暮頃
社務所受付時間 網敷天神社御旅社 土日祝 13:00~17:00
※12/15~1/中旬頃、6/25~7/15頃は社務多忙により御朱印の配布無し 及び 社務により休日・不在の場合有)
初穂料 300円
公式ホームページ https://www.tunashiki.com (※綱敷天神社)
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秋も深まり、鍋の季節が近づいてまいりました。

我が家も昨夜は今シーズンの初鍋で、ミツカンのごま豆乳鍋で豚さんと白菜をいただきましたが、あっさりしていてコクがあってまろやかな味で大変美味しくいただきました!

ABOUT ME
kimikan
55才のおじさんです。 体調を崩して、今年1月末に退職し、現在無職の日々を過ごしています。 せっかくの機会を活かし、新たに始めた関西近郊の御朱印収集を中心に、愛するペットや友人の子育て日記、グルメネタ等について日々綴っていこうとブログを開設しました。 拙い文章ですが、どうぞよろしくお付き合いください。

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