さて、四天王寺庚申堂を出て、何だか懐かしい道を通り、谷町筋に戻り再び北上。
四天王寺前の交差点を西に向かうと一心寺があって、ココまで来ると素通りできないので、一心寺で亡き父母・義母にお参りを済ませました。
しかも、御賽銭は100円という破格の扱い!(·∀·)b
あくまで、自分基準での破格という意味ではありますが…。
Contents
清水寺へ向かったつもり
一心寺を出ると、西側に天神宮の幟が見えたので、アレが安居神社かな?と思いつつ、まずは新西国三十三所霊場第二番札所の清水寺に向かうことにしました。
天神坂
グーグルナビの案内通りに進むと、
天王寺七坂の一つに数えられる「天神坂」にたどり着きました。
「天神坂」は下って行くと菅原道真公を祀る安居神社(天神社)に着くことから名付けられたものですが、清水寺は初参拝なので、結果的に遠回りしてしまった様です。
ところで、「天王寺七坂」とは、上町台地の東を上部にして、西の下部に向けて下る形の坂で谷町筋から松屋町筋に向けて下るイメージになるのですが、北から真言坂・源聖寺坂・口縄坂・愛染坂・清水坂・天神坂・逢坂となっており、今回の私は一心寺から逢坂を一度上って、一本北の天神坂を下る道のりを辿ってしまいました。
ちなみに、天神坂を下って行くと、こんなものがありまして、何かなと思ったら、江戸時代になにわの街で、特に飲み水としては水質の良い上町台地周辺の水が重宝されており、この辺りで水を汲んで売り歩く水屋なる商売があったそうで、古くからこの周辺には「天王寺七名水」と呼ばれる湧き水が出ていたそうです。
コレは、あくまでも当時の湧き水の雰囲気を再現したものだそうですが。
さて、問題はですね…、天神坂の途中で、気になるお寺さんを見つけてしまいまして、急遽立寄ってしまったという次第です。
興禅寺
ということで、緊急参拝(って何??)の興禅寺にお邪魔しました。
創建
寺伝によると、元は住吉大社の北百歩ばかりの場所にあり、三柱の神を鎮守とし、法橋定朝作の観音像を祀っていました。
「法橋」というのは叙位で、定朝と呼ぶ方が有名かもしれませんが、平安時代後期に活躍した仏師で寄木造技法を完成した方とされ、文献上は多くの事跡が伝えられていますが、現存する確実な遺作は、宇治平等院本尊の木像阿弥陀如来坐像(国宝)のみとされています。
1660年に、曹洞宗の復古運動の先駆けとなった僧である月舟宗胡を請して開山に迎え、禅堂、庫裡を創建し、1880年に現在地に移転しています。
厄除け不動明王
山門を入ってすぐに目につく厄除け不動明王が安置されているため、厄除けの寺として知られています。
この形状、どう見ても水掛不動尊だと思うのですが、何も書いてないので迷いつつ、雨が降ってるし、強行もありだったんですが、今回は自重しておきました。(·∀·)
全体像はこんな感じなのですが、ちょっと気になったのですが、
大阪明治組って何ですか?
総長とか書いてあるしガチ??(·∀·)
ちなみに、ググッても「明治グミ」が出てくるので、やらないことをおススメします。
とビビっていたのですが、お寺さんの優しい心遣いに癒されました。
「ロウソク・線香、ご自由にお使いください」というのは初めて見た気がします。
本堂と御本尊
本堂の様子です。
内部には御本尊として釈迦如来が安置されています。
山号は、「神鷹山」とお読みすればよろしいのでしょうか?
その他境内
その他境内と言っても、ほぼ全域が墓地になっていました。
地蔵尊様がいらっしゃったので近づいてみると、その下が納骨堂になっている様です。
しかし、この左手の石段の場所は再び、墓地でした。
御朱印
とはいえ、事前に「omairi.com」さんで調べて、御朱印があることは知っていたので、玄関のチャイムを鳴らしたところ、お優しそうな住職さんにご対応いただき、
書置きの御朱印を頂戴しました。
ちなみに、コチラの冊子は、ロウソク・お線香の横にご自由にお取りくださいと置いてあったので、興禅寺の由緒書きでも載ってるかな?と思って頂戴してきたのですが、曹洞宗で発行している冊子でした。
興禅寺(天王寺) 情報 by 関西御朱印 ブログ
大阪市天王寺区怜人町5-28
TEL:06-6771-2469
無休
拝観料 無料
拝観時間 日中
納経所受付時間 日中(※インターホン形式)
初穂料 300円
公式ホームページ 無し
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嫁が何気に義姉から聞き出してくれた来年頂戴予定の「さくらんぼ」はコレでした。(·∀·)
山形県米沢市の強い甘み、そしてしっかりとした食感の『紅秀峰』!
粒が大きく、果肉が硬く歯ごたえがあるので食べ応え抜群です。
酸味が少なく糖度が高いさくらんぼなので、酸味が苦手な方やお子様でもお召し上がりいただける品種です。