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花山院菩提寺へ
非常に無駄な動きをしていることは自覚しておりますが、何せロコモア飲んでないので、体力が持ちませぬ…。
ということで、せっかく加東市、加西市と遠出しながら、周辺の寺社仏閣に立ち寄ることも無く、西国三十三所霊場番外札所である花山院菩提寺を目指して、一気に三田市まで戻ってまいりました。
最後の力を振り絞り(っていうほどでもありませんが)、到着した駐車場のすぐ脇に山門があって、まずは一安心でございます。(·∀·)b
ところで、車で来てこの駐車場を利用した場合に限り、参道護持費という名目で500円が必要となります。
しかし、私が訪問した際には、駐車場に人がいるわけでもなく、御朱印を頂戴した際に納経所の方に「お車でお越しですか?」と尋ねられて、「はい」と答えたので、もし「いいえ」と答えたらとか御朱印に興味が無い方だったら…などと考えてしまいます。(·∀·)
ちなみに、本当に車を利用しない場合、麓から約1Kmの急坂を登ることになるそうなので、ロコモア飲んで無い方には、かなり厳しい旅となります。
山門(仁王門)
山寺らしい風情ある山門は非常に歴史を感じさせられるものでしたが、調べてはみたものの創建年代は不明です。
寺院の創建時からのものだとすると、後述の様に651年となります。
金剛力士像の阿形さんと
吽形さんについても創建時からのものなのでしょうか。
作者も年代も不明です。
山号は「東光山」。
実際に三田市中心部から北方に約6Kmの東光山という標高421.3mの南側395m付近に位置しています。
創建
創建は651年、播州清水寺・一乗寺と同様、法道仙人による開基と伝わっており、意識したわけではありませんが、この日お参りした三寺院は全て法道仙人の開基による寺院となりました。
尚、法道仙人が開基したとされる寺院は、播磨国に数多く、兵庫県下で110もあると言われていますので、伝説的人物ではあるものの、その信仰の深さが窺えます。
992年頃に、西国三十三所霊場を巡礼した花山法皇が、播州清水寺を訪れた際に、東方の山上が光り輝くのを見て、この地を訪れ、隠棲の地として都に戻るまでの14年間を過ごしたのを機に、元は紫雲山観音寺であった山号を東光山と改め、花山法皇が亡くなって以降、時期は定かではありませんが、遅くとも戦国時代までには花山院菩提寺と呼ばれる様になりました。
展望所
山門を潜ると、
本堂域まで、もう少し石段を上る必要があります。
非常に有難みを感じる手水で手を清めて本堂域に。
と言いながら、お参りする前に展望所に立ち寄って景観を楽しんでしまいました。(·∀·)
木で半分隠れてしまいましたが、左側の三角形の山が有馬富士かと…。
って、しっかり見本パネルがありました。
晴れてたら、小豆島まで見えるそうですが、見た感じ近代的な建物は殆ど見えないので、花山法皇が隠棲されていた頃からこの風景はあまり変わっていないのではないでしょうか。
花山法皇もこの風景をお気に召して、ココを隠棲の地として選ばれたのではないでしょうかと想像する次第です。
ちなみに、パネル左下の雲海の様子は、11月末~12月にかけて撮影できる可能性があるそうですが、麓にまで霧が出ている状態だそうなので、結構危険なドライブになりそうなのでくれぐれもご注意ください。
鐘つき堂
残念ながら「時報の鐘にて鳴らさないでください」の注意書きがありました。
雲海が出ている時に、鐘を撞けたら何とも風流な気持ちが味わえそうですね。
不動堂
展望所の更に奥、境内の最奥(南西部)に位置する不動堂です。
三寶荒神堂
鐘つき堂の北東辺りに位置する三寶荒神堂です。
しかし、花山院菩提寺って、どれも歴史がありそうなのですが、建物毎の創建年が全て調べてもわからないという不思議な寺院なのです。
花山院菩提寺 情報 by 関西御朱印 ブログ
兵庫県三田市尼寺352
TEL:079-566-0125
無休
入山料 無料(※山上駐車場利用時は参道護持費として500円)
拝観時間 9:00~17:00(※入山は16:30まで)
11~2月 9:00~16:30(※入山は16:00まで)
納経所受付時間 9:00~17:00(11~2月 9:00~16:30)
初穂料 300円
公式ホームページ 花山院菩提寺 | 公式ホームページです。 (kazanin.jp)
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ベイクドチーズケーキのバナナ風味風ですが、シフォンケーキ派の私はノーマルの方が好みでした。(·∀·)