Contents
花山院菩提寺 Vol.2
何だかんだと忙しくて、久しぶりの更新となってしまいましたが、花山院菩提寺の続編にまいりたいと思います。(·∀·)
本堂(花山法皇殿)
本堂たる「花山法皇殿」内部には、弘法大師像・十一面観音像・花山法皇像が安置されています。
観音様がいらっしゃるので、コチラが西国三十三所霊場の番外札所ですね。
しっかり、「花山法皇殿」と掲げられております。
本堂(薬師堂)
ところで、花山院菩提寺には本堂が二つあり、もう一つがこの「薬師堂」で、こちらは西国薬師霊場第二十一番札所になっています。
御本尊は、薬師瑠璃光如来ということで、
「瑠璃光殿」の扁額が掲げられています。
幸せの七地蔵
写真を撮った時には気付かなかったのですが、一体写っていない…。
普通の六地蔵になってしまいました。(·∀·)
祖父(舅)地蔵
左手に軍配を持ち、気に応じて家族や周囲の人々に知恵を授けられる人として、いつまでも生き甲斐のある人生を歩みます。
祖母(姑)地蔵
左手に箒を持ち、心に塵なく、子供夫婦や孫たちに知恵を授けられる人として、いつまでも生き甲斐のある人生を歩みます。
父(夫)地蔵
左手に天球を持ち、家庭・社会を担う大きな心を持って、父・夫それぞれの立場で迷うことなく私の人生を歩みます。
母(妻)地蔵
左手に蓮華を持って、泥沼に咲く蓮の花の様に華やかな心を持って、母・妻・嫁それぞれの立場で私らしい人生を歩みます。
子供地蔵
左手に系図を持って、人として天からいただいたこの命を大切にして、幸せいっぱいに生きていきます。
結び地蔵
左手に紐を持って、進学・就職・縁談・子宝等、私の望む縁を結ばせてください。
人生の目的を果たします。
賢者地蔵
左手に経文を持って、本当に賢くて知恵のある人となれます様に。
ということで、「幸せの七地蔵」なのですが、最初の写真では賢者地蔵様が切れてた様で、大変失礼しました。
これ以上、頭を悪くしないでくださいませ…。
ところで、幸せの七地蔵さんは、右手を開いて握手していただけるのですが、
何となく、家系図が気に入ったので、私はなぜか子供地蔵さんと握手させていただきました。
もちろん、みなさんと握手しても大丈夫だとは思いますが、いつまでも子供の純粋な心を忘れません様に…と自戒の意を込めて。
十三仏
こちらの石板には、十三仏が彫られています。
左から、虚空蔵菩薩・大日如来・阿闍如来・阿弥陀如来・勢至菩薩・観世音菩薩・薬師如来・地蔵菩薩・弥勒菩薩・普賢菩薩・文殊菩薩・釈迦如来・不動明王となります。
しかし、何となくですが、小学校の校庭の手洗い場を連想してしまうのは私だけ?(·∀·)
花山法皇御廟所
コチラの石段を上ると、花山法皇の御廟所となります。
花山法皇は、冷泉天皇の第一皇子として、17才で即位したものの、寵愛した女御:藤原忯子が17才にして早逝したのを機に、出家を申し出、藤原兼家の陰謀も重なって、わずか2年で退位して出家した悲劇の天皇とも言える方です。
西国三十三所霊場を再興し、晩年をこの地で過ごしましたが、最期は41才にして平安京で亡くなったため、正式な墓所は京都市北区衣笠にあるそうです。
ところで、この花山院菩提寺を含め、麓の地名は「尼寺(にんじ)」と呼ばれているのですが、これは法皇付きの女官11名が法皇が寵愛した藤原忯子の位牌を奉じて訪ねて来たものの、女人禁制のために登山を許されず、尼となって麓に住み着いたことに因みます。
私は、車で参拝したので拝見していませんが、登山で上って来ると、十二尼妃の墓と伝わる大小12基の墓があり、法皇を慕って弾いたと伝わる琴弾坂が参道となっています。
修行大師像
すっかり忘れていましたが、真言宗花山院派のお寺ですので、修行大師様もいらっしゃいました。
御朱印
コチラの納経所で、
西国三十三所霊場番外札所の御朱印を頂戴しました。(·∀·)b
花山院菩提寺 情報 by 関西御朱印 ブログ
兵庫県三田市尼寺352
TEL:079-566-0125
無休
入山料 無料(※山上駐車場利用時は参道護持費として500円)
拝観時間 9:00~17:00(※入山は16:30まで)
11~2月 9:00~16:30(※入山は16:00まで)
納経所受付時間 9:00~17:00(11~2月 9:00~16:30)
初穂料 300円
公式ホームページ 花山院菩提寺 | 公式ホームページです。 (kazanin.jp)
本日のおすすめ商品(鎌倉 豊島屋 鳩サブレ― 『手提げ黄 4枚入』 )
(2023/10/01 22:07:59時点 楽天市場調べ-詳細)
お久しぶりのJAF Mateに掲載されていたJAF会員が選んだご当地おみやげ第17位!
実は、嫁の東京出張土産でもらって1回掲載した記憶がありますが、神奈川県豊島屋の鳩サブレーです。
味は、千鳥屋のひよこサブレーと区別がつきませんが、美味しいです!(·∀·)