三宮神社の御朱印授与時間まで1時間近く、さてどう過ごしましょうか…。
先に四宮神社まで行ってしまうと、戻ってくるのが大変そうだし、ランチは食べない主義だし、南京町の中華街でもぶらつきますかと、とりあえず西に向かいつつ、ご近所を検索すると南京町の近くに走水神社があることを発見!
Contents
走水神社へ
実は、自宅から近いとはいえ、普段は大阪方面に出向くことが多く、あまり三宮には来たことがないという私です。
しかし、ブラブラと元町商店街を西に向かって歩いてるといくつかの思い出が蘇ってきました。
もう結構前になりますが、神戸国際会館に柴咲コウさんのLIVEを観にきたこと、お気に入りブランドの財布を扱っていたので、神戸大丸に買いに来たこと…。
そういえば、結婚指輪を買いに来たのも三宮でした。
三宮商店街だったか、元町商店街だったか20年以上前の記憶は薄れ、店の名前すら憶えていませんが、商店街から南に入ったお店、まだあるのでしょうか?
そして、怪獣大好きだった子どもの頃、親戚のおばさんに「ゴジラ対ヘドラ」を観に映画館に連れて行ってもらったのですが、ググッてみるとあれは1971年の夏。
「東宝チャンピオンまつり」として、「帰ってきたウルトラマン」や「まんが日本昔ばなし」等と5本立てで上映されていたのですが、メインの「ゴジラ対ヘドラ」だけ観るのを忘れて帰ってしまったこと。
泣きはしませんでしたが、人生初の苦笑いをした記憶があります。
その翌週だったかに、改めて連れて行ってもらったんですけど。
そんなことを考えている内に、
アーケードに、走水神社を示す看板が見えてきました。
この細い路地を左折すると、
めっちゃ、マンションの車とかあるんですけど、参道になるんでしょうね。
そして、東側の入り口に着きましたが、今回は正面鳥居を目指してスルー。
次の角を西に折れると、
無事に正面鳥居に着くことができました。
主祭神は、天照大御神・応神天皇・菅原道真公の三神
御神徳は、五穀豊穣・健康長寿・商売繁盛・学問の神様となります。
詳しい創建は不詳ですが、社伝によると1100年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。
菅原道真公が御祭神のため、狛犬ではなく狛牛がいらっしゃいました。
阿形さんですが、狛牛の場合は口は開かないのでしょうか?
ところで、元町通商店街は2~6丁目まであり、長いということもあって何丁目かによって、氏神様が異なるそうです。
2~3丁目は三宮神社、4丁目は厳島神社、5~6丁目はこの走水神社を氏神様として、それぞれ祀られています。
書道の神
走水神社は書道の神としても有名で、境内には筆塚が設置されています。
御朱印に期待大ですね!
走水神社が総じて菅原道真公の色合いが濃いのは、道真公が大宰府に向かう途中、この地に立寄り、村人たちと交流したことで、その高徳を偲んだ村人たちにより、祠が建立され、天神社として祀られたためと言われています。
こちらの稲荷社には、稲荷大明神と白龍大明神が祀られています。
名前の由来
ところで、今さらではありますが、「走水神社」は「はしうどじんじゃ」と読みます。
その名前の由来には2説あります。
1つは、生田川より西にあった宇治郷に流れていた宇治川が、雨が降るたびに渦を巻く様に水が流れ、流域の村に様々な被害を及ぼしたことから、この地域が走水村と呼ばれる様になったという説。
もう1つは、12世紀末にこの地域に住んでいた、天皇家に使える氏族である「間人氏(はしうどし)」の名前に、「走水」という漢字が充てられた地名となったという説です。
どっちにしても「はしうど」と読むのは難しいですね。
御朱印
そして期待の大きかった御朱印は、
社務所がお留守で、書置きの御朱印となりました。
初穂料300円を賽銭箱にお納めくださいという、田舎道の野菜直売所方式です。
日付の「七」のみ私が書いたのですが、どうやら書道の神の御利益は無かった様です…。