時間的にだいぶ厳しくなってきました。
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都島神社へ
そこで、やむを得ず淀川神社は断念して、京橋駅に向かいがてら都島本通から少し北に入った都島神社に向かいました。
都島神社手前の角で真っすぐを選択すると…

例のごとく裏口にたどり着くという勘の悪さ…。
扁額の文字も消えちゃってるのがちょっと残念です。
しかし、ココは前回、社務所が閉まってたので再訪問だったのですが、にも関わらず、なぜに裏口を選択するのか不思議で仕方ありません。

拝殿の様子。
時計が設置してあるというのも珍しいですが、このスピーカーはお祭りのとき等に使用されるのでしょうか?
櫻宮同様、このあたりの地も度重なる大水害で多大な被害を被っていたそうですが、平安時代後期に後白河法皇が当地に行幸された際にこれを哀れみ、当地の鎮守として神社を置くよう命じたのが創基とされています。
そして1160年に、東成郡毛馬村・滓上江村・友渕村など8村が協力し、十五社神社が創建されました。
しかし、先週放送の「鎌倉殿の13人」で天に召された西田敏行さん演じる後白河法皇。
ドラマでは、大狸呼ばわりされてましたが、良いこともしていらっしゃいました。
御祭神
天照大御神を始めとする十五神を祀ったことから十五社神社と呼ばれていましたが、1943年に現在の都島神社と改称されました。

御祭神は現在も創建時同様、天照大神、廣田大神、住吉大神、熊野大神、三十川大神、白山大神、生野大神、小守大神、石上大神、春日大神、加茂大神、大原野大神、松尾大神、
石清水八幡大神、稻荷大神の十五神です。

手水舎は、コロナでお休み中でした。

手水舎脇にある遥拝所(遠く離れた所から神仏などを遥かに拝むために設けられた場所)。
石造三重宝篋印塔

境内に設置されている石造三重宝篋印塔。
1304年に作られたもので、大阪市内最古の石造遺物として、大阪府指定有形文化財にしていされています。

御鎮座820周年…ということは、この石碑も42年前に設置されたものでしょうか。

拝殿前には右近橘、左近橘が植えられています。
都島通りから少し入っただけですが、静かな夕刻、広い境内、拝殿脇でキャッチボールする親子…ゆっくりと時間が流れていく雰囲気を感じる神社でした。
御朱印

今日は社務所が開いてそうなので、覗いてみると、背後から「はい。何でしょうか?」と声をかけられ、振り返るとグローブ嵌めたお父さんの姿がありました。
お子さんとのキャッチボールの時間のお邪魔をしてしまい、申し訳ございません。
しかし、またこの「アンタが宮司さんかいな!」パターンが続くのかいな。

シンプルですが、スタンプの拝殿が、すごくキレイな御朱印を頂戴しました。

お帰りは正面入り口からのパターンで、東に徒歩約20分の京橋駅に向かいました。
京橋駅からだとJR東西線に乗れば20分でJR尼崎駅に帰れるのが一番の理由ですが、京橋商店街の中にあるカスタードクリーム入りの回転焼きが食べたかったのがもう一つの理由。
前回行ったときはお休みだったので、どうかなと思いましたが、遠目に開店してることが見えてラッキー。
ところが、なぜか回転焼きがたい焼きに変わっとるがな。
いや、まあ形が違うだけでカスタードクリームはあったので構わないといえば構わないんですけど、値上げまでされてたのは大きな誤算…。
やむを得ず1個100円だった回転焼きを1個120円のたい焼きに変えて購入しました。
回転焼き屋さんって、どんどん減ってますよね。
御座候が、カスタードクリーム入りを作ってくれることを心待ちにしております。
しかし、そうなると、それはもはや御座候ではない気もしますが…。