この日は、活動開始時間が遅くなったことに加え、谷町四丁目で所用を済ませ、大阪メトロ谷町線で阿倍野駅まで行ってウーバーイーツ(無償ですけど)してからの、御朱印収集となりました。
ホントは、御朱印は頂戴しているのですが、ブログ用の写真が無い住吉大社まで行きたかったのですが、ちょっと無理そう…。
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阿倍王子神社へ
ということで、阿倍野駅から阿倍野筋沿いをブラブラと南下、阪堺電車の松虫駅を過ぎ、松虫通を渡ったところに鎮座する阿倍王子神社を訪れました。
いや、これぞThis is 正面入口と今回は、無事に正面から参拝することができました。
ちなみに、かつては「あべのおうじ」だったそうですが、現在は「あべおうじじんじゃ」とお読みするのが正解だそうです。
創建の由来
創建されたのは仁徳天皇。
夢の中に熊野三山の使いである3つの足の烏が現れ、仁徳天皇がそれを捜させると、同じものがこの地にいたので、現所在地に神社を創建したと言われています。
日本神話に導きの神として登場する「八咫烏」のことでしょうが、よく見つましたな。
また、これとは別にこの地域を本拠地としていた古代豪族の阿倍氏が氏寺である阿倍寺とともに、氏神として阿倍社を建立したという説もあるそうですが、阿倍寺は後に四天王寺に併合されてしまったそうです。
しかし、残っていた阿倍社は、826年に空海によって再興され、四天王寺と住吉大社のほぼ中間の位置にあり、熊野参詣の街道・熊野街道筋に当たることから、やがて阿倍社に王子社が祀られるようになりました。
熊野参詣にあたり、参道や熊野街道沿いに九十九王子が創建されましたが、大阪府内で当時のままの地に現存する唯一の神社だそうです。
主祭神
今日も何となく右肩下がりになっておりますが、拝殿の様子です。
この右肩下がりの原因は、どうやらi phoneの問題と認識し始めた今日この頃…。
主祭神4柱として、伊邪那岐命、伊邪那美命、速素盞鳴命、応神天皇が祀られています。
他にも、総合末社として、天照皇大神、豊受大神、住吉大神、春日大神、金刀比羅大神、
恵比須大神、天満大神、高良大神、由賀大神の9柱。
こちらの葛之葉稲荷神社には、葛之葉稲荷大神、末広大神、萬直大神、玉姫大神、白玉大神、宝玉大神、玉照大神、日切大神、大高大神の9柱。
ちなみに葛之葉というのは、安倍晴明公のお母上です。
この葛之葉については、明日の安倍清明神社のブログで詳細を記す予定です。
(ということで下記に詳細ページのアドレスを記載しましたのでそちらの方も是非ご覧ください。)
安倍晴明神社 占い・相談コーナーありの伝説の陰陽師安倍晴明公誕生の地 – 関西御朱印 ブログ (kimikan.com)
こちらの水神社には、罔象女神、高龗神、闇龗神の3柱が祀られています。
鬼殺隊を遥かに上回る柱の数ですね。
御鳥社(願掛御鳥)として、八咫烏大神も祀られていました。
しかし、こちらの八咫烏は、見た感じ二本足っぽいです。
他にも、境外末社として二社あり、実に多くの神々が祀られた神社です。
御神木
御神木も、各々神として祀られています。
割とシンプルな干支絵馬です。
参拝客の絵馬には、それぞれ似顔絵が書ける様になっていて、子どもたちにも人気がありそうですね。
狛犬です。
ところで、お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、最近は主に右側の狛犬を撮影しています。
一般的には、右側が「阿形(あぎょう)」で口を開いており、左側が「吽形(うんぎょう)」で口を閉じています。
御朱印
社務所にて直筆御朱印を頂戴しました。
素晴らしい達筆ですね。
帰りは、西側の鳥居からお暇させていただきました。