愛宕神社の参拝を終えて、五月山ドライブウェイを往復して帰って来ました。
ここで、改めてグーグルナビで陽春寺を検索すると…出るないかいっ!コラ-!(o#`・з・)o〃
陽春寺へ
徒歩200mということで、改めて五月山公園第二駐車場に車を停めて徒歩で向かうと、途中に五月山公園第三駐車場があるわ、陽春寺の無料駐車場はあるわ…。
カーナビの選択で、ずいぶん面倒くさい羽目に遭いましたが、何とか参道に辿り着くことができました。
参道
六地蔵
参道の入口付近というか、陽春寺の駐車場入口にいらっしゃった六地蔵さん。
参道の様子
大木に囲まれてひんやりした空気の石段を上ります。
このあたりの木々は樹齢500年くらいと言われています。
丸橋大明神・丸高大明神
かつては、クヌギの老木が対になって立っており、それぞれ丸橋大明神・丸高大明神として御神体として祀られており、そこに白蛇が棲んでいたとされています。
戦時中に、切り倒そうとした人がいたそうですが、高熱に倒れ、未遂に終わったそうです。
その内の一本は、樹齢を全うし、現存していないそうですが、それにしても幹周がスゴイですね。
山門
石段の途中、左側に陽春寺の山門がありました。
曹洞宗のお寺で摂北観音霊場第十六番札所と刻まれています。
ところで、石段の途中とあったのは、この石段の先にもう一寺、大廣寺が陽春寺に隣接する様な形で建っているためです。
創建
元々、隣接する大廣寺の塔頭として建立され、「陽春庵」と呼ばれていました。
しかし、室町時代の末期である1570年に大廣寺の七世である一麟祥恵大和尚により開山し、陽春寺と名を改め独立しています。
1945年には大阪大空襲で被災し、陽春寺は全焼、大廣寺でも炎上した観音堂の火を消そうとした中学生が直撃弾を受け、死亡する悲惨なことがあったそうです。
このときは、池田の呉春酒造も甚大な被害を受け、陽春寺に預けられていた裁判所の資料や疎開した人々の預け物も全て失われています。
本堂と御本尊
現在の本堂は、1970年に建立されたものです。
御本尊として、釈迦牟尼仏坐像、脇仏に道元禅師木像、瑩山禅師木像が安置されている様ですが、閉まっており拝観はできませんでした。
その他境内
龍天護法善神
昔、五月山には龍が棲んでいたという伝説に基づくものでしょうか。
休止中ですが、手水も白龍でした。
聖観世音菩薩像
どこでお目にかかっても、いつもお優しそうな雰囲気の聖観世音菩薩様です。
三光稲荷神社(三光福寿尊天)
出世稲荷としても厚く信仰されている三光稲荷神社の起源は、加賀:前田家との関連が伝えられています。
織田信長に朝鮮出兵を命じられた前田利長・羽柴秀吉・柴田勝家の三武将が、いざ渡韓しようという夜に、三人共に老翁が夢に現れたそうです。
戦いが終わり無事に帰国できたのは、その老翁のおかげに違いないと三人がそれぞれ同じ像を作り、自身の守護神として祀ったとされています。
明治時代に入り、加賀一乗寺の一僧侶に託され、陽春寺に移り、三光神社として祀られる様になったそうですが、御神体は右の像が赤色、中央の像が白色、左の像が黒色の三体で、朝鮮半島の道教の影響を受けた民間宗教の神像と伝えられています。
景観
五月山の麓とはいえ、結構高台にあるため、大阪市内までは見えてそうな景観。(·∀·)b
庭園
大半の部分が砂場でキチンと手入れされていたので、移動は石の上を飛び回りました。
御朱印
最後に御朱印を頂戴しようと社務所のインターホンを鳴らしたらお留守…。
しかし、大廣寺さんを参拝後に再訪してみると、住職さんがお戻りでした。
ラッキー キタ━(゚∀゚)━! キタ━━━━
「千手観音と書き入れさせていただきました」と直筆の御朱印を頂戴したのですが、御本尊は千手観音さんなの??
陽春寺 情報 by 関西御朱印 ブログ
大阪府池田市綾羽2-5-17
TEL:072-751-8545
無休
拝観料 無料
拝観時間 日中
寺務所受付時間 日中(※お留守の場合あり)
初穂料 300円
公式ホームページ 池田市仏教会 » 寺院一覧 » 陽春寺 (ikedashi-bukkyo.org)
(池田市仏教会)
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昨日、日本映画専門チャンネルでの初放送を鑑賞しました。(·∀·)b
随分前に原作を読んだので、完璧に犯人を忘れちゃってて、それはそれで新鮮に観ることができました。