鞍馬寺へ
気候もすっかり涼しくなったので、ハイキングを兼ねて、鞍馬寺・貴船神社参拝を敢行することとなりました。(·∀·)b
自宅からは、JR東西線で京橋駅~京阪電車で出町柳駅~叡山電鉄で鞍馬となかなかの遠距離旅ですが、あわよくば帰りに五条辺りで途中下車して、六波羅蜜寺でも参拝できればと思い、鞍馬・貴船1日周遊券を2,000円で購入しましたが、果たして?
学生時代一年間、この沿線の一乗寺で一年間、一人暮らしをしていた私には、ほぼ37年ぶりの叡山電鉄出町柳駅。
今や、京阪電車から直結ですから隔世の感があります。
ちょうど、比叡山行きの電車が出発しましたが、何か格好よくなったな…。(·∀·)
30分ほどで鞍馬駅到着後の写真ですが、まあ、鞍馬行きの電車も立派になって…。
電車によっては、シートが窓向きに設置されて、景観を楽しむこともできます。
鞍馬駅前には、牛若丸に武芸修行をつけた伝説で有名な天狗様がいらっしゃいました。
コチラは、京都を代表する賀茂七石庭の一つ鞍馬石。
この赤褐色のさびが、「わびさび」に通ずるものとして日本庭園に欠かせない貴重な石とされています。
鞍馬寺に向かう途中、神馬餅多聞堂さんで、鞍馬山中で遭難したときの非常食として、蓬餅と牛若餅を購入して、いざ鞍馬寺に。
仁王門及び周辺
鞍馬寺の寺号標は、何だか保護されていますが、実は参拝した翌日の10月22日は、「鞍馬の火祭」だったそうで、報道者席等の設置で山門前はバタバタしていました。
18歳の時、先輩に拉致られて、原チャリで「鞍馬の火祭」観に来たこと思い出した。(·∀·)
左側の箱型が報道者席で、奥に見えるのが仁王門。
寿永年間(1182年~1184年)に建立されたと言われる仁王門ですが、1891年に焼失し、1911年に再建されています。
しかし、左側の扉だけは焼失を免れて、寿永年間のものではないかと考えられています。
不動尊像
阿形さんと
吽形さん。
この不動尊像は、再建時に丹波国から移設されたもの。
ところで、この不動尊像の作者は、運慶の嫡男である湛慶と伝えられています。
狛虎
鞍馬寺にいらっしゃるのは、狛犬ではなく狛虎(写真は阿形さん)。
コレは、御本尊の一つである毘沙門天が、寅の年・寅の月・寅の日・寅の刻に出現されたことから、毘沙門天のお使いとして虎が大切にされているものです。
愛山費
仁王門入口の受付で愛山費(高校生以上 300円)を支払って、俗界と浄域の結界を超えるのですが、鞍馬山自体を信仰の対象とする鞍馬寺では、拝観料ではなく愛山費として、御山をを清め、緑を育み、参道を整えるための寄進として、使用されているそうです。
観音環浄水
仁王門から入って正面の観音環浄水は、本来はココで観音様の蓮華から流れ落ちる水で、手水を清めて入山すべきところです。
しかし、コロナ禍のため、柄杓が撤去されていました。
参道
観音様の横から、本格的な石段の参道が続きます。
日が暮れて燈籠に火が灯るとさぞや幻想的な光景になると思われますが、普段の拝観時間は16:30までということで、年に一度の「ウエサク祭」の際のみ楽しむことが可能です。
鞍馬山保育園
ちょっと毎日の送り迎えが大変そうな保育園ですね。(·∀·)
童形六体地蔵尊
「子供はみんなほとけの子 子供は天からの預かりもの 子供は親の心をうつす鏡」という立て看板とともに六体の地蔵尊が安置されています。
しかし、大きさが結構アンバランスな気が…。(·∀·)
普明殿
智慧の光を象徴する毘沙門天像が奉安されている他、「鞍馬山の本当の心と姿を知っていただくための道場」として設けられ、2Fには展示物もあるそうです。
そして、多宝塔駅まで続くケーブルカーがあるのですが、これに乗ってしまうと由岐神社をスルーしてしまうことになるので、今回は多宝塔を断念しました。
ところで、このケーブルカーは宗教法人が運営する鉄道としては唯一のもので、法律上は乗車賃は無料で、お寺に200円寄進することの返礼として乗車できるシステムだそうです。
多宝塔については、どこかから遠景は拝めるかと思ったのですが、どこからも見えず仕舞いでした…。(·∀·)
今回は、山の様に写真を撮ったので、結構長編になると思われます。
鞍馬寺 情報 by 関西御朱印 ブログ
京都市左京区鞍馬本町1074
TEL:075-741-2003
無休(※霊宝殿は毎週月曜日(祝日の際は翌日)定休・12/12~2/末休館)
愛山料 300円(高校生以上) 霊宝殿 200円 ケーブルカー寄進片道 200円
拝観時間 9:00~16:15
納経所受付時間 9:00~16:00
初穂料 300円 毘沙門天御出現一千二百五十年祈念特別御朱印 700円
公式ホームページ 総本山 鞍馬寺 (kuramadera.or.jp)
由岐神社 情報 by 関西御朱印 ブログ
京都市左京区鞍馬本町1073
TEL:075-741-1670
無休
参拝料 無料(※愛山料 300円(高校生以上))
参拝時間 9:00~16:15
社務所受付時間 9:00~16:15
初穂料 500円
公式ホームページ 火難除・子授安産・縁結び・病気平癒・厄除開運|京都鞍馬 由岐神社 (yukijinjya.jp)
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