鞍馬寺 Vol.5
本堂金堂域 再び
光明心殿
護法魔王尊が奉安される光明心殿。
瑞風庭
瑞風庭は、650万年前に人類救済の使命を帯びた護法魔王尊が金星から「焔の君たち」を従えて、聖地である鞍馬寺に降臨せんとする様を形象化したもので、北庭の白砂盛は魔王尊の乗り物「天車」を表し、南庭は組井筒と大刈込により鞍馬山を表し、石組は魔王尊を表すとともに、奥の院の盤座を象徴しています。
本坊(金剛寿命院)
鞍馬寺の寺務所や鞍馬弘教宗務本庁が置かれる本坊。
奥の院参道
奥の院遙拝所
参道入口に遙拝所が設けられていたので、「じゃ、そういうことで」という気もしないでもなかったのですが、この先には我が祖先である源義経公修行の地や、貴船神社に通ずる道でもあり、特攻あるのみ。
あ、今、何かウソつきました。(·∀·)
奥の院参道
オープニングからテンションの下がる参道ですな…。
鐘楼
先ほどの石段を上りきって、右の山を少し上ると1670年造立の鐘楼がありました。
たまに音色が聞こえてたので、自由に撞いても良さそうでしたが…。
与謝野晶子・寛歌碑
鞍馬弘教先代管長である信楽香雲の歌の師であり与謝野晶子の歌碑。
「何となく 君にまたるるここちして いでし花野の 夕月夜かな」
コチラは、与謝野晶子の御主人である与謝野寛(鉄幹)の歌碑。
「遮那王が 背比べ石を山に見て わがこころなほ 明日を待つかな」
冬柏亭
与謝野晶子の書斎ですが、こんな山奥に住んでいたのかと思いきや、東京から移築でした。
霊宝殿(鞍馬山博物館)
霊宝殿(鞍馬山博物館)の1Fは、自然科学博物苑展示室、2Fは、寺宝展観室と与謝野寛・晶子の記念室、3Fは、国宝を含む仏像奉安室で構成されています。
ところで、鞍馬寺では鞍馬山全体が自然ミュージアムであるとお考えだそうです。
義経公息つぎの水
このあたりからより険しくなってくる奥の院参道ですが、天狗に兵法を習うために深夜に一人で参道を急ぎ、奥の院に通った牛若丸が途中で息つぎの水を飲んだとされる場所です。
屛風坂の地蔵堂(革堂地蔵尊)
現在は石段ですが、元々はこの地蔵堂に続く坂道が一枚岩の屏風の様な急坂であったために屏風坂の地蔵堂の名称で呼ばれています。
義経公背比べ石
10年余りの月日を鞍馬山で過ごした牛若丸が、奥州平泉の藤原秀衡の許に向かうにあたり、名残を惜しんで背比べをした石と言われています。
先述の与謝野寛の歌にもありましたね。(·∀·)b
木の根道
参道を少し左に入った場所にある木の根道は、この辺り一帯の砂岩が、マグマの貫入により硬化したために根が地下に伸びることができず地表面に現れたものです。
牛若丸もこの足場の悪い場所で、兵法修行に臨んだとと言われています。
眷属社
眷属とは神の使いの意ですが、この眷属社が何を祀るのかは不明です。
天狗か、虎か、はたまた鞍馬山に住む生物全体を指しているのかも知れません。
僧正ガ谷不動堂
この不動堂に祀られる不動尊は、比叡山の開祖である伝教大師が、鞍馬寺に参篭された際に刻まれたものと伝えられています。
また、牛若丸の主な兵法修行の場所もこの近辺だったと言われています。
義経堂
奥州で非業の死を遂げた我が祖先である義経の御魂は、懐かしい鞍馬山の地に戻り安らかに鎮まっているとされ、遮那王尊として僧正ガ谷の義経堂に祀られています。
あ、またウソつきました。(·∀·)
奥の院・魔王堂
上るのも大変ですが下るのも大変な旅を経て、ようやく奥の院に到着しました。(·∀·)b
上り下りで違う筋肉に負担がかかるんですよね…。
奥の院の拝殿の様子です。
拝殿から奥に見えるのが、魔王殿。
この辺りで全員一息という感じで、参拝者が多数集合・休憩中でした。
西門
後は、貴船神社目指して下るだけ…と言ってもそれはそれで大変だったんですが、
何とかかんとか西門に辿り着き、鞍馬寺参拝はこれにて終了。(·∀·)b
奥の院橋を渡り、
鞍馬寺を後にしました。
御朱印
本堂金堂内の授与所で、
二度と参拝する自信が無かったので、新西国霊場宝印帳を購入し、
第十九番札所に「尊天」の直筆御朱印を頂戴し、
大判の毘沙門天御出現一千二百五十年祈念特別御朱印を頂戴しました。(·∀·)b
鞍馬寺 情報 by 関西御朱印 ブログ
京都市左京区鞍馬本町1074
TEL:075-741-2003
無休(※霊宝殿は毎週月曜日(祝日の際は翌日)定休・12/12~2/末休館)
愛山料 300円(高校生以上) 霊宝殿 200円 ケーブルカー寄進片道 200円
拝観時間 9:00~16:15
納経所受付時間 9:00~16:00
初穂料 300円 毘沙門天御出現一千二百五十年祈念特別御朱印 700円
公式ホームページ 総本山 鞍馬寺 (kuramadera.or.jp)
由岐神社 情報 by 関西御朱印 ブログ
京都市左京区鞍馬本町1073
TEL:075-741-1670
無休
参拝料 無料(※愛山料 300円(高校生以上))
参拝時間 9:00~16:15
社務所受付時間 9:00~16:15
初穂料 500円
公式ホームページ 火難除・子授安産・縁結び・病気平癒・厄除開運|京都鞍馬 由岐神社 (yukijinjya.jp)
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前面は胸に牛若丸、背面は全面に遮那王とプリントされててカッコイイ!(·∀·)b